2011年02月16日
今後の高速道路料金
高速道路で新たな料金制度が発表されました。
-- 2011/2/15 朝日新聞の記事 (抜粋) --
4月からの高速道路の新料金体系が14日までにまとまった。
ETC搭載の有無にかかわらず、
普通車は原則として「平日上限2千円」、
軽自動車と免税対象のエコカーは「毎日上限1千円」
とする。16日の民主党国土交通部門会議で最終決定する。
2009年3月に始まった軽・普通車の「休日上限1千円」と、本州四国連絡高速(本四)との普通車の乗り継ぎ特例上乗せ料金(500円)は、ETC搭載車だけの適用となる。
トラックやバスなど「中型車」以上は、現行の距離別料金に割引制度を加える方式を続ける。
首都高速と阪神高速は均一料金をやめ、上限のある距離別料金(500~900円)を導入する。ただ、関係自治体の同意が必要で、4月開始は見送る方向。
東京湾アクアラインは、「普通車800円」の社会実験を3年延長する。
本四のみの利用は普通車で平日上限2千円。
新料金の適用期間は3年程度とする。ただし、本四は地元との調整が必要なため当面1年間の適用とする。国の持ち出しは年7千億~8千億円で、自公政権が予算化した割引向け財源の約2兆円を使う。
-----------------------------
普通車は今まで
1.土日祝日1000円 ( ETC搭載車限定 )
2.一部路線無料 ( ETC車 / 非ETC車とも )
これが今年4月から
1.土日祝日1000円 ( ETC搭載車限定 )
2.一部路線無料 ( ETC車 / 非ETC車とも ) ※23年度分は開始時期は6月までに順次
3.平日1000円 ( ETC車 / 非ETC車とも )
4.軽自動車/免税のエコカー (平日も1000円 ただし、事前登録が必要)
なぜ土日祝日1000円はETC限定なんだろーか?。
軽自動車と免税のエコカーの1000円は事前登録が必要。という事はたぶんETC限定なんでしょう。
料金所で軽自動車は見分けられるけど、エコカーはどれが該当するか判別するの難しいもんね。
ETCなら通過するだけで判別出来るでしょうから。
ところで、エコカーとは?。
記事には免税のエコカーとだけしか書かれていません。
去年の春頃、エコカーの料金優遇が検討されたのですが、あの時は実現されませんでした。
その時に対象となるエコカーは以下の条件を満たすものでした。
新車購入時に自動車取得税が免税対象であり、かつ燃費が20㎞/L以上かつ普通車であること。
たぶん今回もこの3つがすべて揃わないと該当しないんでしょう。
免税の車種って、トヨタプリウスやホンダインサイトのようなハイブリッドカーって事ですよね。
あと電気自動車の三菱アイミーブ、日産リーフかな。
普通車でもフィット、マーチ、ビィッツなど燃費が20㎞/L以上走るクルマはたくさんあるけど、自動車取得税、重量税が免税じゃなくて75%減税だからだめなんでしょうね。
要するにオール1000円に該当するのは軽自動車、ハイブリッド車、電気自動車ということみたい。
(ちょっと自信ないけど)
一回の充電で実質100㎞くらいしか走らない電気自動車で高速道路はちょっと・・・。
軽自動車も長距離はナァ。
はっきりいってハイブリッドカー専用の制度みたいなもんかな。
何をもってしてエコカーとするのか?って問題もあるみたいですね。
ハイブリッドは高速ではあまり実力を発揮しないというし。
ちなみに土日祝日1000円が対象となる条件は
高速道路に入る時、もしくは出る時のいずれかが、土日・祝日であれば適用されます。
要するに出る時間と入る時間両方が土日祝日である必要はないわけ。今更解説必要は無いか。
僕は兵庫県に行ったとき、日曜の20:40に西都ICに入り、翌日の夕方16:00頃三木小野ICを出ました。700㎞くらい走ったかな。そんで1000円でした。
話は元に戻るけど、この料金制度は期限付きみたいです。
埋蔵金を当てるそうで、底をつくのが約3年と試算していて、なくなったらおしまいみたい。
この話を聞くと、安くなるのはありがたいんだけど、その財源を使ってしまうのはもったいない気もするなァ。
--ETC土日祝日1000円についてある記事の抜粋--
(無料化区間が始まる前の事です。)
継続使用の最長ルートとなる青森自動車道・青森東ICから東九州自動車道・西都(さいと)ICまで(2101.5km)のETC搭載車で例示すると、現時点での通常料金は39,850円。
土日祝日に高速に入ろうが出ようが1000円じゃないんだって、3900円なんだって。
道路は繋がっていても管理する道路会社が違うかららしい(憶測)。
ただかなり遠回りだけど、大都市を避けるルートがあるそーで、それだと2150円なんだそーな。
2150円のコース走ってみたいね~。そんなの考えるのオレだけか。
-----------------------------
無料区間の画像

赤が22年度に無料化社会実験の対象路線。 オレンジが23年度。 ピンクも無料。
全国版はこちら 国土交通省へ

宮崎はほとんどが無料区間になる予定だから、ETC2000円は関係ないけど、東九州自動車道が肝心なところが途切れてるんだよなァ。道路って最低でも都市間が繋がってないと価値ないよね。
この無料化や料金制度については反対意見も多いし、その理由は理解できる。
でも宮崎県民から言わせてもらうと、料金の話は「全線開通してからにしてください」、なんすよ。
僕は高速料金無料化/ETC1000~2000円は賛成派。ただ繋がったら無料化区間は有料にしても良いと思う。何がなんでも無料化する必要は無いんじゃなかろーか。東九州自動車道は2車線しかない。全線開通して無料化だったらきっとスゴイ渋滞になるはず。
ま、民主党の公約だった全線高速無料化は実質不可能で、交通量の少ない路線を「とりあえず無料化して勘弁してちょーよ」という具合らしい。
とは言いながらも無料の既成事実化を期待するスケベ心もあるんだけど・・・エヘヘ。
でも沖縄が有料化に戻ったみたいでそいつは期待できないかな。
-- 2011/2/15 朝日新聞の記事 (抜粋) --
4月からの高速道路の新料金体系が14日までにまとまった。
ETC搭載の有無にかかわらず、
普通車は原則として「平日上限2千円」、
軽自動車と免税対象のエコカーは「毎日上限1千円」
とする。16日の民主党国土交通部門会議で最終決定する。
2009年3月に始まった軽・普通車の「休日上限1千円」と、本州四国連絡高速(本四)との普通車の乗り継ぎ特例上乗せ料金(500円)は、ETC搭載車だけの適用となる。
トラックやバスなど「中型車」以上は、現行の距離別料金に割引制度を加える方式を続ける。
首都高速と阪神高速は均一料金をやめ、上限のある距離別料金(500~900円)を導入する。ただ、関係自治体の同意が必要で、4月開始は見送る方向。
東京湾アクアラインは、「普通車800円」の社会実験を3年延長する。
本四のみの利用は普通車で平日上限2千円。
新料金の適用期間は3年程度とする。ただし、本四は地元との調整が必要なため当面1年間の適用とする。国の持ち出しは年7千億~8千億円で、自公政権が予算化した割引向け財源の約2兆円を使う。
-----------------------------
普通車は今まで
1.土日祝日1000円 ( ETC搭載車限定 )
2.一部路線無料 ( ETC車 / 非ETC車とも )
これが今年4月から
1.土日祝日1000円 ( ETC搭載車限定 )
2.一部路線無料 ( ETC車 / 非ETC車とも ) ※23年度分は開始時期は6月までに順次
3.平日1000円 ( ETC車 / 非ETC車とも )
4.軽自動車/免税のエコカー (平日も1000円 ただし、事前登録が必要)
なぜ土日祝日1000円はETC限定なんだろーか?。
軽自動車と免税のエコカーの1000円は事前登録が必要。という事はたぶんETC限定なんでしょう。
料金所で軽自動車は見分けられるけど、エコカーはどれが該当するか判別するの難しいもんね。
ETCなら通過するだけで判別出来るでしょうから。
ところで、エコカーとは?。
記事には免税のエコカーとだけしか書かれていません。
去年の春頃、エコカーの料金優遇が検討されたのですが、あの時は実現されませんでした。
その時に対象となるエコカーは以下の条件を満たすものでした。
新車購入時に自動車取得税が免税対象であり、かつ燃費が20㎞/L以上かつ普通車であること。
たぶん今回もこの3つがすべて揃わないと該当しないんでしょう。
免税の車種って、トヨタプリウスやホンダインサイトのようなハイブリッドカーって事ですよね。
あと電気自動車の三菱アイミーブ、日産リーフかな。
普通車でもフィット、マーチ、ビィッツなど燃費が20㎞/L以上走るクルマはたくさんあるけど、自動車取得税、重量税が免税じゃなくて75%減税だからだめなんでしょうね。
要するにオール1000円に該当するのは軽自動車、ハイブリッド車、電気自動車ということみたい。
(ちょっと自信ないけど)
一回の充電で実質100㎞くらいしか走らない電気自動車で高速道路はちょっと・・・。
軽自動車も長距離はナァ。
はっきりいってハイブリッドカー専用の制度みたいなもんかな。
何をもってしてエコカーとするのか?って問題もあるみたいですね。
ハイブリッドは高速ではあまり実力を発揮しないというし。
ちなみに土日祝日1000円が対象となる条件は
高速道路に入る時、もしくは出る時のいずれかが、土日・祝日であれば適用されます。
要するに出る時間と入る時間両方が土日祝日である必要はないわけ。今更解説必要は無いか。
僕は兵庫県に行ったとき、日曜の20:40に西都ICに入り、翌日の夕方16:00頃三木小野ICを出ました。700㎞くらい走ったかな。そんで1000円でした。
話は元に戻るけど、この料金制度は期限付きみたいです。
埋蔵金を当てるそうで、底をつくのが約3年と試算していて、なくなったらおしまいみたい。
この話を聞くと、安くなるのはありがたいんだけど、その財源を使ってしまうのはもったいない気もするなァ。
--ETC土日祝日1000円についてある記事の抜粋--
(無料化区間が始まる前の事です。)
継続使用の最長ルートとなる青森自動車道・青森東ICから東九州自動車道・西都(さいと)ICまで(2101.5km)のETC搭載車で例示すると、現時点での通常料金は39,850円。
土日祝日に高速に入ろうが出ようが1000円じゃないんだって、3900円なんだって。
道路は繋がっていても管理する道路会社が違うかららしい(憶測)。
ただかなり遠回りだけど、大都市を避けるルートがあるそーで、それだと2150円なんだそーな。
2150円のコース走ってみたいね~。そんなの考えるのオレだけか。
-----------------------------
無料区間の画像

赤が22年度に無料化社会実験の対象路線。 オレンジが23年度。 ピンクも無料。
全国版はこちら 国土交通省へ

宮崎はほとんどが無料区間になる予定だから、ETC2000円は関係ないけど、東九州自動車道が肝心なところが途切れてるんだよなァ。道路って最低でも都市間が繋がってないと価値ないよね。
この無料化や料金制度については反対意見も多いし、その理由は理解できる。
でも宮崎県民から言わせてもらうと、料金の話は「全線開通してからにしてください」、なんすよ。
僕は高速料金無料化/ETC1000~2000円は賛成派。ただ繋がったら無料化区間は有料にしても良いと思う。何がなんでも無料化する必要は無いんじゃなかろーか。東九州自動車道は2車線しかない。全線開通して無料化だったらきっとスゴイ渋滞になるはず。
ま、民主党の公約だった全線高速無料化は実質不可能で、交通量の少ない路線を「とりあえず無料化して勘弁してちょーよ」という具合らしい。
とは言いながらも無料の既成事実化を期待するスケベ心もあるんだけど・・・エヘヘ。
でも沖縄が有料化に戻ったみたいでそいつは期待できないかな。
Posted by myconid at 22:28│Comments(2)
│★東九州自動車 開通予定
この記事へのコメント
こんばんわ~。
ごぶさたしてます♪
自分は現在、東京在住なんですが、実家が福岡なので
今回の内容はすごく助かりますね。
現行の土日だけよりは、交通量が分散されるかと思いますし。
こうなると、いよいよ新幹線や、飛行機はお金がもったいなくて…。
自分が運転しないならいいんですが(笑)
ごぶさたしてます♪
自分は現在、東京在住なんですが、実家が福岡なので
今回の内容はすごく助かりますね。
現行の土日だけよりは、交通量が分散されるかと思いますし。
こうなると、いよいよ新幹線や、飛行機はお金がもったいなくて…。
自分が運転しないならいいんですが(笑)
Posted by imakyan-p
at 2011年02月17日 00:03

imakyan-pさん。こんばんは。
なかなかそちらに書き込みしなくてスミマセン。
こちらは渋滞の心配はないですけど、大都市では移動時間をいかに短縮するかが悩ましいですよね。生活ペースの速い都会では「時は金なり」ですもんね。でも東京から福岡まで往復ですか、スゴイですね僕はちょっと自信ないです・・・。せめて高速料金が節約出来るのはありがたいです。人数が多いほど飛行機/新幹線との価格差は広がりますね。願わくばこの料金制度が続くと良いのですが、ちょっと無理そうです。
なかなかそちらに書き込みしなくてスミマセン。
こちらは渋滞の心配はないですけど、大都市では移動時間をいかに短縮するかが悩ましいですよね。生活ペースの速い都会では「時は金なり」ですもんね。でも東京から福岡まで往復ですか、スゴイですね僕はちょっと自信ないです・・・。せめて高速料金が節約出来るのはありがたいです。人数が多いほど飛行機/新幹線との価格差は広がりますね。願わくばこの料金制度が続くと良いのですが、ちょっと無理そうです。
Posted by myconid
at 2011年02月17日 22:26
