2008年12月10日
鮎突きごっこ2
物置を探したらいろんなものが出てきました。
捨てずに取っておいたみたいです。苦心の作だもの、捨てられなかったんだろうね。

一番左が初めて買った金突き。8年前に釣具店で500円くらいじゃなかったかな。
全然短いし、先端がすぐに折れたのでした。2、3本買って残った1本。
左から2~3本目が改良を重ねた作品。
徐々に長くなってるでしょう?。
「あと少しで鮎に届きそうなのに、なかなか届かない」。その繰り返しだったんですよ。
当時としては改心の作と思ったけど、今見るとヒデェ出来ですワ。公開するの恥ずかしいワイ・・・。

ゴムの取り付け部分や、先端の固定方法やらいろいろ試したのでした。
前回は4本目までの話でした。今回は5本目から。
5本目
4本目ではパイプの直径をサイズダウンしたため強度低下を招いてしまいました。
当然直径を大きくする事にします。ステンレス15φ長さ2m。1000円位したんじゃないかなァ。
しかし、案の定重すぎ!。
アルミへの変更も考えたけど、今度は強度が心配。
とりあえずそのまま使ってみましたがやっぱり威力がない。ゴムを限界まで引けばソコソコなんだけど、一日中手にゴムが食い込んで痛くてたまらない。
この作品もボツとなります・・・
アルミもステンレスも、重さ、直径、長さのバランスで適さないと判断しました。
それに変形しやすく、一度曲がると修正不能、また作り直しとなってしまいます。
川は流れの急なところがあり、転んだ拍子に変形する可能性大です。
海なら良いかもしれません。
6本目。
今回大きな転機を迎えます。
ある日、ひょんな事から鮎突きの上手い人物と出会います。
この人、実はいつも仕事を一緒にしている人で、「あんたも鮎突きやんの?」とお互いビックリ。
こんな身近に経験者がいるとは本当に驚きました。
彼の名は「鎌ちゃん」。
いろんな話をしているうちに、金突きを2コ持っていいて、一コくれると言うではありませんか。
それが下の写真の2番目のものです。左の2本が折れちゃった。
この金突きは釣具店でも一番高価なもので、僕には手の届かないものでした。何でも5千円位したそうです。
土佐の刻印があり、先端から返しの部分までの距離が凄く長いのが特徴です。
もらったときは凄く錆びていたのですが、アドバイス通りに砂でビカビカに磨くと見違えるように綺麗に!。
今まで使っていたの金突きがオモチャに見えましたね。ホントこれぞ本職用!そんな感じでした。
根本から折れないように針金を巻くことも彼が教えてくれました。
コレを2.2mくらいの竹に取り付け完成。
仲間もこの作品を見たときはさすがに驚いていました。
この金突きで初めての鮎を仕留めたんですよ。15cmくらいのでしたが嬉しかったですね。
この作品は結構長持ちしました。でも使っているうちに、またムラムラと改良の野心が芽生えるのでした!。
だってなかなか大型を仕留められないんだもん。
ここまで来ても道具のせいにするオレ。
でも Try & Errorなのだ(笑)。
7本目
かなり理想に近づいてきた気がします。
6本目で気になったのは。
竹の長さと、まっすぐさ。
鮎は近づくと反転してしまう。出来るだけ離れたところから狙いたいのだけど、竹には曲がりがあるため狙ったところにいかないのです。的が遠くなるのだから正確さはさらに重要です。
鎌ちゃんのアドバイスで竹を探しに行きますが、意外や意外、なかなか適したものが見つかりません。
条件は
1、節の突起がない事。
竹ってよく見ると、節の部分が盛り上がっていて、そのままだと水の中では抵抗になるんです。
2、まっすぐなこと。
竹は植物、平坦な地面に生えていることはほとんどありません。上に伸びる際少しづつ湾曲します。
さらに竹によっては節で曲がる方向が違うんです。右に曲がったかと思えば、次の節で左へ曲がるということがよくあるんです。
3、2年以上のもの。
竹は成長が早いのは誰でも知っていると思いますが、1年目の竹は柔らかいから強度がありません。若い竹というのは見ためが青々としているのですぐに分かります。
4、長さと、太さの関係。
2年以上のものは強度があるのは良いけど、成長していて幹が太いんです。特に長さを求めるとなると、先は細いけど、根元の方は凄く太くなります。太くなれば重いし、抵抗になります。
まとめると、「硬くて、細くて、まっすぐな長い竹」。ということですね。
なおまっすぐについては、ろうそくでアブって矯正すると良いそうですが、はっきりいって自分にはムリです。
しかしすべての条件を満たす竹はまずありません。そこら中に生えてるのに・・・。
仕方ないので若い竹を使うことにしました。
完成した金突きで最高記録。

17.5cm!。
鮎釣りをやる人には、たいしたサイズには見えないだろうけど、僕にとったらできすぎですよ。
この日このサイズを2匹。少ないけど自分の作った「金突き」での成果だもん。嬉しかったですね。
驚きの8本目は次回にしたいと思います!。
次へ。
捨てずに取っておいたみたいです。苦心の作だもの、捨てられなかったんだろうね。

一番左が初めて買った金突き。8年前に釣具店で500円くらいじゃなかったかな。
全然短いし、先端がすぐに折れたのでした。2、3本買って残った1本。
左から2~3本目が改良を重ねた作品。
徐々に長くなってるでしょう?。
「あと少しで鮎に届きそうなのに、なかなか届かない」。その繰り返しだったんですよ。
当時としては改心の作と思ったけど、今見るとヒデェ出来ですワ。公開するの恥ずかしいワイ・・・。

ゴムの取り付け部分や、先端の固定方法やらいろいろ試したのでした。
前回は4本目までの話でした。今回は5本目から。
5本目
4本目ではパイプの直径をサイズダウンしたため強度低下を招いてしまいました。
当然直径を大きくする事にします。ステンレス15φ長さ2m。1000円位したんじゃないかなァ。
しかし、案の定重すぎ!。
アルミへの変更も考えたけど、今度は強度が心配。
とりあえずそのまま使ってみましたがやっぱり威力がない。ゴムを限界まで引けばソコソコなんだけど、一日中手にゴムが食い込んで痛くてたまらない。
この作品もボツとなります・・・
アルミもステンレスも、重さ、直径、長さのバランスで適さないと判断しました。
それに変形しやすく、一度曲がると修正不能、また作り直しとなってしまいます。
川は流れの急なところがあり、転んだ拍子に変形する可能性大です。
海なら良いかもしれません。
6本目。
今回大きな転機を迎えます。
ある日、ひょんな事から鮎突きの上手い人物と出会います。
この人、実はいつも仕事を一緒にしている人で、「あんたも鮎突きやんの?」とお互いビックリ。
こんな身近に経験者がいるとは本当に驚きました。
彼の名は「鎌ちゃん」。
いろんな話をしているうちに、金突きを2コ持っていいて、一コくれると言うではありませんか。
それが下の写真の2番目のものです。左の2本が折れちゃった。

この金突きは釣具店でも一番高価なもので、僕には手の届かないものでした。何でも5千円位したそうです。
土佐の刻印があり、先端から返しの部分までの距離が凄く長いのが特徴です。
もらったときは凄く錆びていたのですが、アドバイス通りに砂でビカビカに磨くと見違えるように綺麗に!。
今まで使っていたの金突きがオモチャに見えましたね。ホントこれぞ本職用!そんな感じでした。
根本から折れないように針金を巻くことも彼が教えてくれました。
コレを2.2mくらいの竹に取り付け完成。
仲間もこの作品を見たときはさすがに驚いていました。
この金突きで初めての鮎を仕留めたんですよ。15cmくらいのでしたが嬉しかったですね。
この作品は結構長持ちしました。でも使っているうちに、またムラムラと改良の野心が芽生えるのでした!。
だってなかなか大型を仕留められないんだもん。
ここまで来ても道具のせいにするオレ。
でも Try & Errorなのだ(笑)。
7本目
かなり理想に近づいてきた気がします。
6本目で気になったのは。
竹の長さと、まっすぐさ。
鮎は近づくと反転してしまう。出来るだけ離れたところから狙いたいのだけど、竹には曲がりがあるため狙ったところにいかないのです。的が遠くなるのだから正確さはさらに重要です。
鎌ちゃんのアドバイスで竹を探しに行きますが、意外や意外、なかなか適したものが見つかりません。
条件は
1、節の突起がない事。
竹ってよく見ると、節の部分が盛り上がっていて、そのままだと水の中では抵抗になるんです。
2、まっすぐなこと。
竹は植物、平坦な地面に生えていることはほとんどありません。上に伸びる際少しづつ湾曲します。
さらに竹によっては節で曲がる方向が違うんです。右に曲がったかと思えば、次の節で左へ曲がるということがよくあるんです。
3、2年以上のもの。
竹は成長が早いのは誰でも知っていると思いますが、1年目の竹は柔らかいから強度がありません。若い竹というのは見ためが青々としているのですぐに分かります。
4、長さと、太さの関係。
2年以上のものは強度があるのは良いけど、成長していて幹が太いんです。特に長さを求めるとなると、先は細いけど、根元の方は凄く太くなります。太くなれば重いし、抵抗になります。
まとめると、「硬くて、細くて、まっすぐな長い竹」。ということですね。
なおまっすぐについては、ろうそくでアブって矯正すると良いそうですが、はっきりいって自分にはムリです。
しかしすべての条件を満たす竹はまずありません。そこら中に生えてるのに・・・。
仕方ないので若い竹を使うことにしました。
完成した金突きで最高記録。

17.5cm!。
鮎釣りをやる人には、たいしたサイズには見えないだろうけど、僕にとったらできすぎですよ。
この日このサイズを2匹。少ないけど自分の作った「金突き」での成果だもん。嬉しかったですね。
驚きの8本目は次回にしたいと思います!。
次へ。
Posted by myconid at 23:10│Comments(0)
│金突きで鮎を仕留めるぞ