2011年12月19日
2011 奈良-京都の旅 4日目その2
2011 奈良-京都の旅 4日目その2 <4日目その1へ戻る 5日目、6日目へ進む>
[ 10/4 火曜日 京都定期観光バスで 醍醐寺 平等院など ]
4日目その1の続きです
13:25 平等院出発
13:36 三室戸寺(みむろとじ)到着


ガイドさんとは本殿の前で別れ自由に散策。
これだけ空いてるんだから、歩きながら解説してくれるといいのにねえ。
バスの中だけの解説だとやっぱりピンと来ないんだよなあ。


創建は770年頃か。ただハッキリしないことも多いらしいです。
規模はそれほど大きくないけど、本堂はなかなか立派で風格があります。

建物は少ない代わりに庭園が見事。勧修寺みたいに庭園を楽しむものなのかもしれません。季節がよければちょっとした見所なんじゃないかな。



たしか蓮を育てているとか言ってたような・・・。この蓮が創建の由来だとかなんだとか・・・よく覚えてない・・・
本堂の前に蓮の鉢がいっぱい置いてありました。
このお寺2度消失したらしい。2度目は織田信長が焼き討ちしたそうです。今残っている本堂は江戸後期に再建されたんだって。
14:06 三室戸寺出発
14:11 萬福寺到着
駐車場から5分ほど歩いてお寺の入口に到着。
しかしすごい規模のお寺です。 規模だけじゃなくて一つ一つの建物も大きい。


歴史は比較的新しく1660年頃の創建。黄檗宗(おおばくしゅう)。
聞いたとない宗教だけど、聞けば相当由緒のあるお寺だそうです。
お寺を開いたのは日本にまでその名が轟いていた中国の高僧。隠元(いんげん)という名前だそうです。当時日本から猛烈なラブコールで招かれたんだって。その後日本側の強い要望で中国には帰らず、ここで骨を埋めることになったそうです。時の将軍も帰依したそうですよ。
孟宗竹とかレンコンとか、隠元さんが持ち込んだと言われてるんだって(ただし伝来には諸説あり)。
あのインゲン豆の由来もこのお坊さんだそうですよ。
若いお坊さんが解説してくれました。
このお寺は中国様式で、日本のお寺と違うのは天王殿という建物があることだそうです。
お寺の配置の事を伽藍(がらん)と呼ぶことは奈良の所で書いたけど、この伽藍はオーソドックスな配置のようです。そして至る所に中国風の雰囲気が漂ってます。開山したのが中国のお坊さんだからでしょうね。日本的解釈が少ない事がこの作りからもよく分かります。言葉とか作法まで中国式なんだって。
面白いのがこれ、開梆(かいぱん)。

なんとこれボクらがよく知っている木魚の原型なんだって。こんな大きくてしかも魚?。ちょっと想像できないですよね~。木彫りの魚だから木魚なんだろうか?。ただしお経と一緒にたたくのではなくて、時間を知らせるためのものだそうです。
この頃になると疲れで何を聞いたかよく覚えていない・・・。おまけにこの日はやけに暑かった。ひなたで説明するもんだから叔父さんくたびれてる(笑)。
それにボクは解説よりこのお坊さんの風貌が気になって仕方なかった。
20代後半かな~?。まず顔つき、いかにもガキ大将っぽい。おまけに坊主頭だから益々悪ガキに見えてしまう。ガキ大将がそのまま大人になったみたいだ。どう見ても自分から仏門入りしたとは思えない(笑)。
ボクのストーリーはこうだ。
子供の頃、悪さしすぎて親や近所に縛り上げられ、寺に放り込まれてそのまま坊主になった。
きっとそうに違いない、一体キミ何をやらかしたんだい?。と勝手に想像しながら1人でニヤニヤ(笑)。
こいつ何ニヤニヤしてるんだ?。そう思ったろ~なあ(笑)。
ただ彼の名誉のために言っときますが、分かりやすいし、語り口調はなかなか堂に入ったものでした。
改心してしっかりお努めに励んでいるようです。結構、結構。・・・チイと悪のりが過ぎたか?(笑)。

江戸時代のもだからか、精巧なしつらえです。
瓦が中国っぽいね。


石畳も灯籠も中国風。


時間が合えば開梆を鳴らすところも観られるそうです。他の観光客で待っている人がいました。
体験修業もやってます。ボクはゴメンですが(笑)。
予約すれば中国式の精進料理が食べられます。写真見たけど日本的な質素なものじゃなかったです。かなり手の込んだ華やかな感じです。ただコンロで中華鍋を豪快に振りながら作ったものでもないです。
金額は7000~3000円。ホントに精進料理かい!。
15:00 萬福寺出発。 すごい規模でした。もっと予習してまた訪れたいなあ。
バス観光はこれで終わり。
みんな疲れてバスの中でウトウトですワ。しかしガイドさんそんな事お構いなし。すっかり自分の世界に浸ってます。ニコニコしながらまるで独演会。誰に向かって話してるんだい?と言いたくなった(笑)。このガイド魂に恐れ入りました。不思議な語り口調も慣れると上品に聞こえてきました。
15:29 京都駅烏丸口の定期観光バス乗り場到着。
えらい早い戻りです。乗客はわずか7人でおまけに参観したところが空いてたせいだろうけど。
9:30に出発して約6時間か。コース予想は6時間半~7時間なのに。
これならもう少し観光に時間を割いて欲しかった。萬福寺の「かいぱん」も見られたろうに。
一旦ホテルに歩いて帰ります。
しばらく休んで食事に出かけようとしたのですが、あまり気が進まないようでした。みんな疲れたみたい。仕方ないので叔父さんを置いて17:00頃駅地下へ買い出しに出かけました。叔母さんは漬け物類が気に入ったようで、お土産に買い込み。ボクも昨日の阿闍梨餅を探したのですが、とっくに売り切れ。駅だからビジネスマンや観光客がどっさりお土産で買っていくそうです。
今日は疲れた・・・というか暑かった。食事のあとすぐに寝てしまいました。

<4日目その1へ戻る 5日目、6日目へ進む>
[ 10/4 火曜日 京都定期観光バスで 醍醐寺 平等院など ]
4日目その1の続きです
13:25 平等院出発
13:36 三室戸寺(みむろとじ)到着


ガイドさんとは本殿の前で別れ自由に散策。
これだけ空いてるんだから、歩きながら解説してくれるといいのにねえ。
バスの中だけの解説だとやっぱりピンと来ないんだよなあ。


創建は770年頃か。ただハッキリしないことも多いらしいです。
規模はそれほど大きくないけど、本堂はなかなか立派で風格があります。

建物は少ない代わりに庭園が見事。勧修寺みたいに庭園を楽しむものなのかもしれません。季節がよければちょっとした見所なんじゃないかな。



たしか蓮を育てているとか言ってたような・・・。この蓮が創建の由来だとかなんだとか・・・よく覚えてない・・・
本堂の前に蓮の鉢がいっぱい置いてありました。
このお寺2度消失したらしい。2度目は織田信長が焼き討ちしたそうです。今残っている本堂は江戸後期に再建されたんだって。
14:06 三室戸寺出発
14:11 萬福寺到着
駐車場から5分ほど歩いてお寺の入口に到着。
しかしすごい規模のお寺です。 規模だけじゃなくて一つ一つの建物も大きい。


歴史は比較的新しく1660年頃の創建。黄檗宗(おおばくしゅう)。
聞いたとない宗教だけど、聞けば相当由緒のあるお寺だそうです。
お寺を開いたのは日本にまでその名が轟いていた中国の高僧。隠元(いんげん)という名前だそうです。当時日本から猛烈なラブコールで招かれたんだって。その後日本側の強い要望で中国には帰らず、ここで骨を埋めることになったそうです。時の将軍も帰依したそうですよ。
孟宗竹とかレンコンとか、隠元さんが持ち込んだと言われてるんだって(ただし伝来には諸説あり)。
あのインゲン豆の由来もこのお坊さんだそうですよ。
若いお坊さんが解説してくれました。
このお寺は中国様式で、日本のお寺と違うのは天王殿という建物があることだそうです。
お寺の配置の事を伽藍(がらん)と呼ぶことは奈良の所で書いたけど、この伽藍はオーソドックスな配置のようです。そして至る所に中国風の雰囲気が漂ってます。開山したのが中国のお坊さんだからでしょうね。日本的解釈が少ない事がこの作りからもよく分かります。言葉とか作法まで中国式なんだって。
面白いのがこれ、開梆(かいぱん)。

なんとこれボクらがよく知っている木魚の原型なんだって。こんな大きくてしかも魚?。ちょっと想像できないですよね~。木彫りの魚だから木魚なんだろうか?。ただしお経と一緒にたたくのではなくて、時間を知らせるためのものだそうです。
この頃になると疲れで何を聞いたかよく覚えていない・・・。おまけにこの日はやけに暑かった。ひなたで説明するもんだから叔父さんくたびれてる(笑)。
それにボクは解説よりこのお坊さんの風貌が気になって仕方なかった。
20代後半かな~?。まず顔つき、いかにもガキ大将っぽい。おまけに坊主頭だから益々悪ガキに見えてしまう。ガキ大将がそのまま大人になったみたいだ。どう見ても自分から仏門入りしたとは思えない(笑)。
ボクのストーリーはこうだ。
子供の頃、悪さしすぎて親や近所に縛り上げられ、寺に放り込まれてそのまま坊主になった。
きっとそうに違いない、一体キミ何をやらかしたんだい?。と勝手に想像しながら1人でニヤニヤ(笑)。
こいつ何ニヤニヤしてるんだ?。そう思ったろ~なあ(笑)。
ただ彼の名誉のために言っときますが、分かりやすいし、語り口調はなかなか堂に入ったものでした。
改心してしっかりお努めに励んでいるようです。結構、結構。・・・チイと悪のりが過ぎたか?(笑)。

江戸時代のもだからか、精巧なしつらえです。
瓦が中国っぽいね。


石畳も灯籠も中国風。


時間が合えば開梆を鳴らすところも観られるそうです。他の観光客で待っている人がいました。
体験修業もやってます。ボクはゴメンですが(笑)。
予約すれば中国式の精進料理が食べられます。写真見たけど日本的な質素なものじゃなかったです。かなり手の込んだ華やかな感じです。ただコンロで中華鍋を豪快に振りながら作ったものでもないです。
金額は7000~3000円。ホントに精進料理かい!。
15:00 萬福寺出発。 すごい規模でした。もっと予習してまた訪れたいなあ。
バス観光はこれで終わり。
みんな疲れてバスの中でウトウトですワ。しかしガイドさんそんな事お構いなし。すっかり自分の世界に浸ってます。ニコニコしながらまるで独演会。誰に向かって話してるんだい?と言いたくなった(笑)。このガイド魂に恐れ入りました。不思議な語り口調も慣れると上品に聞こえてきました。
15:29 京都駅烏丸口の定期観光バス乗り場到着。
えらい早い戻りです。乗客はわずか7人でおまけに参観したところが空いてたせいだろうけど。
9:30に出発して約6時間か。コース予想は6時間半~7時間なのに。
これならもう少し観光に時間を割いて欲しかった。萬福寺の「かいぱん」も見られたろうに。
一旦ホテルに歩いて帰ります。
しばらく休んで食事に出かけようとしたのですが、あまり気が進まないようでした。みんな疲れたみたい。仕方ないので叔父さんを置いて17:00頃駅地下へ買い出しに出かけました。叔母さんは漬け物類が気に入ったようで、お土産に買い込み。ボクも昨日の阿闍梨餅を探したのですが、とっくに売り切れ。駅だからビジネスマンや観光客がどっさりお土産で買っていくそうです。
今日は疲れた・・・というか暑かった。食事のあとすぐに寝てしまいました。

<4日目その1へ戻る 5日目、6日目へ進む>
Posted by myconid at 23:35│Comments(2)
│2011 奈良-京都の旅
この記事へのコメント
初めましてm(_ _)m
足跡からお邪魔します。
偶然にも三室戸寺の記事だったのでビックリ。
三室戸寺、同級生の実家なんです(^^)
紫陽花が有名なので、次は紫陽花の季節に是非(^^)
って、遠すぎですよね(´Д` )
足跡からお邪魔します。
偶然にも三室戸寺の記事だったのでビックリ。
三室戸寺、同級生の実家なんです(^^)
紫陽花が有名なので、次は紫陽花の季節に是非(^^)
って、遠すぎですよね(´Д` )
Posted by 犬丸
at 2011年12月20日 19:44

犬丸さん初めまして。書き込み有り難うございます。
お寺が実家!。なんだかすごい響き・・・
ははあ~あの谷間一面に見えたのは紫陽花でしたか~。ツツジかな~なんて思ってたんですよ。たぶんガイドさんが教えてくれたと思うんですが、聞き逃したみたいです。教えてもらわなかったら勘違いしたままでした。花の季節と紅葉の季節にもう1回行ってみたいですね~。確かに宮崎から遠いんですが、フェリーだと思いのほか簡単に行けました。オフクロは今度は個人でじっくり回りたいと言ってるんですよ。もしかしたら近いウチ行かもしんないです。
お寺が実家!。なんだかすごい響き・・・
ははあ~あの谷間一面に見えたのは紫陽花でしたか~。ツツジかな~なんて思ってたんですよ。たぶんガイドさんが教えてくれたと思うんですが、聞き逃したみたいです。教えてもらわなかったら勘違いしたままでした。花の季節と紅葉の季節にもう1回行ってみたいですね~。確かに宮崎から遠いんですが、フェリーだと思いのほか簡単に行けました。オフクロは今度は個人でじっくり回りたいと言ってるんですよ。もしかしたら近いウチ行かもしんないです。
Posted by myconid
at 2011年12月20日 22:38
