2008年09月30日
【9日目】知床 カムイワッカの滝 尾岱沼青少年旅行村
平成11年7月19日
6:30 いつものようにぱっと片付け出発!。
今日は私が北海道行きたいところNO.1に挙げていた「カムイワッカの滝」に向かいます。
ここの情報源は「旅の手帳」。ここで組まれていた北海道特集にどかーんと美しい写真が載せられていたのです。聞いたことも見たこともない風景。絶対行くぞと固い決心をさせたスポットなのだ。
さあ急げ、急げ、カムイワッカが逃げてしまうゾ!。キャンプ場のすぐ近くじゃ、一番乗りじゃ!。ずんずんと車を走らせる・・・ンがっ、また何かおかしい。
標津71㎞ 羅臼22㎞の標識・・・また間違った!。しかもかなり走ってる・・・
なんでカーナビ付けねーんだTー!。
しかしあわててはいけない、一番乗りは諦めのんびり行こうではないか。
334号線を引き返し、93号線でカムイワッカの滝に到着。結構人が来ているがまだそんなに多くない。まずは一安心。
さてこれがそのときの写真です。
見ての通り滝壺が温泉なんですねぇ。
下からどんどん人が上がってくるのが見えます。
私たちはさらに上を目指します。
おー気持ちええノォ~。沢登りしてるみたいだ。
女性でも難しくありません。太陽が出ていたら申し分ないのに。
流れそのものが温泉なんですよ。見ての通り湯気が上がってるでしょ。すごいですねぇ。滝壺は上にもあって僕たちは一番上を目指します。
所々急斜面がありますが、中学生くらいの女の子も登れるくらいです。
Tなどサンダルでしたよ。さすがに登りにくそうでしたけど。僕らが訪れたときは、貸しわらじの人がいて、借りてる人もいました。わらじだと登りやすいのかな。スポーツシューズでも大丈夫だと思いますが、種類によっては滑りやすいものもありますので、注意した方がよいでしょうね。
あとほとんどの方はあらかじめ水着を着ているようでした。
入浴してみましたが、足が届かないくらい深いところがありました。そんなときは皆岩に掴まれば大丈夫です。酸性が強いみたいで、滝の中を覗いたら、目がつぶれるかと思いましたよ。それと擦り傷に結構しみました。
車に戻ると道路はすごいことになってる!。ここは駐車場のない無舗装の林道です。
みんなマイカーでやってくるので、路肩には延々と車でいっぱい。少し訪れるのが遅かったらどうなっていた事やら。
ここでカムイワッカをあとにするのですが、走り出してすぐ、・・・オイなんだアレ?
キツネだ!しかも子ギツネ。車を降り、近づいてもこの通り逃げない!。
子ギツネ3匹とあってか後続の車からも続々と人が降りてきてあっという間に人だかり。
なんと、昨日のホタテを見せると寄ってくるではないか。
かわいさが武器になることをこの3匹はよーく分かっているのだ。
小キツネにしてこのしたたかさ、しかし、まんまと術中にはまり、ホタテをあげるオレ。
だが野生は野生だった、ホタテと一緒に指をガブリ!。恩を仇で返すキツネたち。
黄色い声で歓喜する女性達の前で、ゲンコツ喰らわすわけにもいかずその場を去ったのでした・・・バックミラーを見るとキツネの所から遥か後ろまで渋滞しているではないか?。
あの人達みんなからエサをもらうのだろうか・・・。
キツネが増えすぎる原因は観光客にあるのですが、キツネのほうが上手なんじゃろ。
話がずいぶん横道にそれてしまいましたが、近くの知床レストハウスへ。知床五湖を廻りたかったのですが、熊が出て立ち入り禁止となっていました。
僕たちが行った時はまだ車両規制がなく、カムイワッカの滝まで車で行くことが出来ましたが、ここで聞いた話では8月になると、バスでしか行けなくなるそうです。さらに世界遺産に登録されてからはもっと厳しくなったと聞きました。
確かに観光客があれだけ押し寄せれば、問題も起きるでしょうね。
自分たちはいっといてナンですが。
展望台からレストハウスを望む。
独特の光景が広がります。
334号線で知床半島を横断して羅臼方面へ向かい昼食としました。ボリュームで鳴らす「まるみ食堂」にて2人で3400円!。いった何食ったんだろ。レシートには金額しか載っていない。味は覚えていませんでしたが、確かにお客さんでいっぱいでした。
次は今日のキャンプ地「尾岱沼青少年旅行村」へ向かいます。
途中、食材購入。
シベツフードセンター 13:43 インスタントラーメン等。 1146円
このころになると完全に手抜きになってます。
セイコーマート尾岱沼 15:51 スーパーホップス×2 280円 アルコール類は2人とも飲まないのに何で買ったんだろ。
尾岱沼青少年旅行村
オダイヌマセイショウネンリョコウムラ
16:00すぎに到着だったと思います。
領収書には 入村料大人200円×2 テント200円×2 タープ200円×1 計1000円と記載されています。
尚、青少年でなくても利用できるので、心配ご無用。
管理棟にシャワーがあります。コインランドリーはありがたいですね。
かなり広いキャンプ場で施設もいろいろありました。サイトは区画されておらず、どこでも好きなところに設営できます。地面も適度な草でした。広場っぽい所ですが、見晴らしはすごくよいです。オススメのキャンプ場ですね。
炊事場とは別にグリルキャビンというものがありました。屋根付きのバーベキュー炉で10組使用できるとのことです。雨の日にも利用できる事を考えたんですね。なかなかよいアイディアだと感心しました。
今日ここを利用しているのは3組くらいでした。立派な施設でも少ないはずですよ。最高気温16度だもん。
設営を終わらせTは仮眠。僕はドライブに出かけました。
野付半島のナラワラというところ。不思議な景色でした。近くには遊覧船もあるらしいです。
キャンプ場にもどるとアクシデントが待っていました!。旅にはいろんな事がありますねー。
テントに戻ると何かおかしい。買い物袋はあるが、インスタントラーメンがない・・・Tはまだ眠っている。
足下に粉末スープのカケラが落ちている。Tに訪ねても知らないという。
きょろきょろしていると別のキャンパーがやってきて。「カラスが食べてたよ」と涼しい顔で教えてくれた。
ほんとか!5個入りラーメンをカラスが綺麗さっぱり食べてしまうか?。粉末スープの中身まで!。
あたりは掃除機をかけたにみたいに綺麗だぞ!。
しかし包みのカケラが物語っている。やっぱりカラスにやられたのだ。
教えてくれた人に「追っ払ってくれればよかったのに」なんてちょっぴり思ったりもしたけど、Tがいたのに気づかない方が悪い。他人を責めるのは筋違いと言うものだ。
セイコーマート尾岱沼 18:51 インスタントラーメン 400円
今日はクタクタなんだよ。
湯をカセットコンロにかけるがいつまでたっても沸かない。気温はさらに低下しているのに加え、鍋がデカすぎるんじゃ!。
10人でも楽に鍋が出来そうなくらいの大きだもん。
沸くはずないですよね。案の定ひどい出来でした。結局食べたけど。
本日の移動距離-180㎞ 移動時間-3時間30分 費用2人で-約6500円
北海道【10日目】根室 へ
6:30 いつものようにぱっと片付け出発!。
今日は私が北海道行きたいところNO.1に挙げていた「カムイワッカの滝」に向かいます。
ここの情報源は「旅の手帳」。ここで組まれていた北海道特集にどかーんと美しい写真が載せられていたのです。聞いたことも見たこともない風景。絶対行くぞと固い決心をさせたスポットなのだ。
さあ急げ、急げ、カムイワッカが逃げてしまうゾ!。キャンプ場のすぐ近くじゃ、一番乗りじゃ!。ずんずんと車を走らせる・・・ンがっ、また何かおかしい。
標津71㎞ 羅臼22㎞の標識・・・また間違った!。しかもかなり走ってる・・・
なんでカーナビ付けねーんだTー!。
しかしあわててはいけない、一番乗りは諦めのんびり行こうではないか。
334号線を引き返し、93号線でカムイワッカの滝に到着。結構人が来ているがまだそんなに多くない。まずは一安心。
さてこれがそのときの写真です。
見ての通り滝壺が温泉なんですねぇ。
下からどんどん人が上がってくるのが見えます。
私たちはさらに上を目指します。
おー気持ちええノォ~。沢登りしてるみたいだ。
女性でも難しくありません。太陽が出ていたら申し分ないのに。
流れそのものが温泉なんですよ。見ての通り湯気が上がってるでしょ。すごいですねぇ。滝壺は上にもあって僕たちは一番上を目指します。
所々急斜面がありますが、中学生くらいの女の子も登れるくらいです。
Tなどサンダルでしたよ。さすがに登りにくそうでしたけど。僕らが訪れたときは、貸しわらじの人がいて、借りてる人もいました。わらじだと登りやすいのかな。スポーツシューズでも大丈夫だと思いますが、種類によっては滑りやすいものもありますので、注意した方がよいでしょうね。
あとほとんどの方はあらかじめ水着を着ているようでした。
入浴してみましたが、足が届かないくらい深いところがありました。そんなときは皆岩に掴まれば大丈夫です。酸性が強いみたいで、滝の中を覗いたら、目がつぶれるかと思いましたよ。それと擦り傷に結構しみました。
車に戻ると道路はすごいことになってる!。ここは駐車場のない無舗装の林道です。
みんなマイカーでやってくるので、路肩には延々と車でいっぱい。少し訪れるのが遅かったらどうなっていた事やら。
ここでカムイワッカをあとにするのですが、走り出してすぐ、・・・オイなんだアレ?
キツネだ!しかも子ギツネ。車を降り、近づいてもこの通り逃げない!。
子ギツネ3匹とあってか後続の車からも続々と人が降りてきてあっという間に人だかり。
なんと、昨日のホタテを見せると寄ってくるではないか。
かわいさが武器になることをこの3匹はよーく分かっているのだ。
小キツネにしてこのしたたかさ、しかし、まんまと術中にはまり、ホタテをあげるオレ。
だが野生は野生だった、ホタテと一緒に指をガブリ!。恩を仇で返すキツネたち。
黄色い声で歓喜する女性達の前で、ゲンコツ喰らわすわけにもいかずその場を去ったのでした・・・バックミラーを見るとキツネの所から遥か後ろまで渋滞しているではないか?。
あの人達みんなからエサをもらうのだろうか・・・。
キツネが増えすぎる原因は観光客にあるのですが、キツネのほうが上手なんじゃろ。
話がずいぶん横道にそれてしまいましたが、近くの知床レストハウスへ。知床五湖を廻りたかったのですが、熊が出て立ち入り禁止となっていました。
僕たちが行った時はまだ車両規制がなく、カムイワッカの滝まで車で行くことが出来ましたが、ここで聞いた話では8月になると、バスでしか行けなくなるそうです。さらに世界遺産に登録されてからはもっと厳しくなったと聞きました。
確かに観光客があれだけ押し寄せれば、問題も起きるでしょうね。
自分たちはいっといてナンですが。
展望台からレストハウスを望む。
独特の光景が広がります。
334号線で知床半島を横断して羅臼方面へ向かい昼食としました。ボリュームで鳴らす「まるみ食堂」にて2人で3400円!。いった何食ったんだろ。レシートには金額しか載っていない。味は覚えていませんでしたが、確かにお客さんでいっぱいでした。
次は今日のキャンプ地「尾岱沼青少年旅行村」へ向かいます。
途中、食材購入。
シベツフードセンター 13:43 インスタントラーメン等。 1146円
このころになると完全に手抜きになってます。
セイコーマート尾岱沼 15:51 スーパーホップス×2 280円 アルコール類は2人とも飲まないのに何で買ったんだろ。
尾岱沼青少年旅行村
オダイヌマセイショウネンリョコウムラ
16:00すぎに到着だったと思います。
領収書には 入村料大人200円×2 テント200円×2 タープ200円×1 計1000円と記載されています。
尚、青少年でなくても利用できるので、心配ご無用。
管理棟にシャワーがあります。コインランドリーはありがたいですね。
かなり広いキャンプ場で施設もいろいろありました。サイトは区画されておらず、どこでも好きなところに設営できます。地面も適度な草でした。広場っぽい所ですが、見晴らしはすごくよいです。オススメのキャンプ場ですね。
炊事場とは別にグリルキャビンというものがありました。屋根付きのバーベキュー炉で10組使用できるとのことです。雨の日にも利用できる事を考えたんですね。なかなかよいアイディアだと感心しました。
今日ここを利用しているのは3組くらいでした。立派な施設でも少ないはずですよ。最高気温16度だもん。
設営を終わらせTは仮眠。僕はドライブに出かけました。
野付半島のナラワラというところ。不思議な景色でした。近くには遊覧船もあるらしいです。
キャンプ場にもどるとアクシデントが待っていました!。旅にはいろんな事がありますねー。
テントに戻ると何かおかしい。買い物袋はあるが、インスタントラーメンがない・・・Tはまだ眠っている。
足下に粉末スープのカケラが落ちている。Tに訪ねても知らないという。
きょろきょろしていると別のキャンパーがやってきて。「カラスが食べてたよ」と涼しい顔で教えてくれた。
ほんとか!5個入りラーメンをカラスが綺麗さっぱり食べてしまうか?。粉末スープの中身まで!。
あたりは掃除機をかけたにみたいに綺麗だぞ!。
しかし包みのカケラが物語っている。やっぱりカラスにやられたのだ。
教えてくれた人に「追っ払ってくれればよかったのに」なんてちょっぴり思ったりもしたけど、Tがいたのに気づかない方が悪い。他人を責めるのは筋違いと言うものだ。
セイコーマート尾岱沼 18:51 インスタントラーメン 400円
今日はクタクタなんだよ。
湯をカセットコンロにかけるがいつまでたっても沸かない。気温はさらに低下しているのに加え、鍋がデカすぎるんじゃ!。
10人でも楽に鍋が出来そうなくらいの大きだもん。
沸くはずないですよね。案の定ひどい出来でした。結局食べたけど。
本日の移動距離-180㎞ 移動時間-3時間30分 費用2人で-約6500円
北海道【10日目】根室 へ
Posted by myconid at 21:08│Comments(0)
│1999初夏 北海道キャンプ