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Posted by naturum at

2020年10月16日

長崎-佐賀-大牟田-宇城

前回、佐世保から宇土駅付近の検証をやったけど、今回は長崎市の北部、時津町から前回と同じ宇土駅付近を終点とした検証。

 ※この記事は数年前のものを今になって整理したものです。
現在は変わってるかもしれません。特に有明沿岸道路


  基  点   時津町交差点  西彼杵郡時津町
  
  終  点   宇土駅附近の交差点   熊本県宇土市 国道3号線×14号線の交差点

  経  路   207号線-37号線-257号線-444号線-207号線-444号線-208号線
          -有明沿岸道路-208号線-1号線-501号線


長崎/佐賀はこの時期に三度走る機会があった。今回の検証は二回目の走行。
まだコースを決めかねいてナビ任せに走った。今回の検証は前回とともにお勧めしない。
三度目の走行のほうが参考になると思う。 いつか公開しよう。



半島と湾、島の集合体が長崎県。 見ての通り恐るべき変則地形。 おまけに 山が多く平地が極めて少ない。
長崎のどこへ行くにも遠く感じる。 長崎市は西部の下で特に遠い。 長崎市が大村市か、せめて諫早市あたりにあったら、とよく思う。
昔から宮崎から長崎市へ行く場合そーとーな覚悟だった。 高速が開通した今でもそれは変わらない。

空港が大村湾だから、高速艇で時津に渡り、バスかタクシーで長崎市へ行く方法が一般的だったころだ。 
長崎には出張で鍛えられた。 あの分厚い時刻表を担いで飛び回った。
みどりの窓口よりも早く経路を見つける自信があったくらいだ。 今やそんな時代ではないが。

長崎は個人的にも思い入れがある。 佐世保には1年近くいたし、長崎市にも出張で計3ヶ月滞在した。
大阪/東京から日帰り出張も度々やった。 夜行バスで来た事もある。 窮屈すぎてバスには二度と乗らないと誓ったものだ。
緊急時には博多駅から佐世保までタクシーで走ったこともある。
あのころ長崎市には高速道はまだ来ていなかったなあ。

どういうわけかスタッフローテーションで長崎が回ってくるのだ。
そんなこともあって長崎とは何かしらの縁を当時から感じていた。

長崎が好きな理由はもう一つある。 佐世保もそうだったけど、現地の皆さんに親切にしてもらった。
まだ右も左もわからない新人だったので本当に助けられた。
もしこれが東京だったら僕は潰れていたと思う。

今でも長崎へ行く機会があると、気持ちが楽しくなる。


今回の出発点は時津町。長崎市の北に位置する。
長崎駅から10kmくらいだけど、常に渋滞していて30~40分かかる。



0:00 時津町交差点 出発  207号線で長与方面へ。 通勤時間帯だけどこの道はすいていた。

0:05 三彩橋交差点 右折  45号線で東長崎方面へ。 以前もナビは207号線ではなく45号線を指示した。



0:09 長与交差点 左折  33号線で諫早方面へ。

0:17 松野頭トンネル 通過

0:21 右カーブ 通過  ファミリーマート前 大草駅付近 207号線で諫早方面へ。




0:34 喜々津駅東口交差点 左折  すぐに34号線に出る。 大村/諫早方面へ。



0:39 貝津町交差点 左折 37号線で大村方面へ  
    この先の34号線に入ってもいいはずだけどナビが37号を指示した。 渋滞を回避させたのかも。

0:54 突き当たりの交差点を右折 257号線で木場IC方面へ



1:03 地点右折  右斜め方向へ。 シェル石油が目印。 この先の444号線で右折してもいい。

このGSで給油。 販売店名、価格ともに表示がないのでイヤな予感はしたが、燃料計は振り切っていたので給油するしかない。
しかし価格にひっくり返る! なんと1万! 間違いないか聞き直した。 一給油1万は生涯最高額だ。
入れる前に価格を聞けばよかった。 いや出発時に給油しておけばよかった。 
この店がたまたま高いのか、高い地域なのかは分からない。 山岳地とか価格の高い所は確かに存在するからね。

1:06 大村IC交差点 通過  この先の信号を右折し444号線で鹿島方面へ。 ここから山越え。



この山越えルートはナビの指示。
佐賀方面へルートを検索したところ、一旦、大村市へ上り、444号線で峠を越えて鹿島へ行くルートを指示した。
実際走ってみると、ほとんど交通量はない。 とてもメインルートとは思えなかった。
単に交流がないのかもしれない。 ただ道はよく、走りやすい。

地図を見ると、もう一つルートがある。 大村市中心部を抜け、207号線の有明湾沿いを走るルート。
いつかこのルートを走って比較したい。 多良岳オレンジ海道というのもあるようだし。

MAPPLEもGoogleも今回と同じ峠越えだった。 やっぱり理由があるのかもしれないな。




1:17 黒木小学校通過  右下に小学校。 黒木渓谷入口。

1:24 多良岳林道通過  なかなかキツイ峠道だけど道はいい。 前を走るトレーラーについていくのがやっと。



1:34 辻交差点 左折  207号線バイパスで佐賀方面へ   鹿島に到着 10:40AM頃



1:48 室島南交差点 右折  444号線で小城方面へ  のどかな田園地帯で気持ちいい。




2:00 福富三差路 通過   前回、佐世保からの検証ではここの左から出てきた。(1:28地点)


2:03 差ノ江橋 通過

2:05 本土居橋交差点 右折  前回と違い、ナビはここで右折させた。従って有明沿岸道へ。



2:06 芦刈南IC 通過  有明沿岸道路(無料)はこのときは嘉瀬南ICで途切れていた。

2:12 嘉瀬南IC 右折 また一般道へもどる。

2:13 地点 左折  標識がないので分かりにくい。 原田鉄工をすぎたらすぐ左折。 農道かな。


なぜここを左折したか?吉野家に寄りたかったから。 ナビに吉野家を設定したらこの道を指示。  
食事のためにルートを変えたりしないんだけど、なぜか牛丼食べたくなった。

本来ならここを左折せず、直進して444号線に出た方がいいと思う。 前回の佐世保からの検証では444号線を走ってきたし。

この2:13地点から2:40地点の検証は参考にしない方がいい。 寄り道のせいでルートが狂ったから。
だけど208号線から有明沿岸道路への接続は重要なルートなのでそれなりに価値はあると思う。
筑後川に有明沿岸道路が架かれば重要な比較となるはず。


2:17 鹿子交差点 左折

2:19 左大南交差点 右折 208号線へ  時津から2時間19分。

 
実際この時は、ここを左折して吉野家へ行った。 ここまで戻って検証再開。 寄り道した時間は経過に含まない。

--:-- 南佐賀交差点 右折 208号線で大牟田方面へ。




2:36
 大川橋交差点 右折 橋が二本ある。 大川橋は2本目。 右折すると狭い道路に不安になる。

ここでなく、先の兼木交差点を右折した方が分かりやすい、ただし、大量の信号のせいで激遅となる。

2:38 若津下町交差点 左折  左折したら150mくらいで右折、有明沿岸道路の側道となる。
標識はなかった気がする。

2:42 大川東IC 通過  ここから有明沿岸道路に乗る。 前回の佐世保からの検証では18号線からここへ来た。


有明沿岸道路は工事中。 現在も完成後も全線無料となる。

2:36からこのICまでのルートがちょっとめんどくさい。だけどそう難しくはない。 
筑後川に2つの橋が架かれば煩わしさは解消するはず。 しばらくの辛抱だ。

とにかく大川東ICを目指せば、今のところどうにかなる。




3:05 三池港IC 左折  有明沿岸道路の終点(全線無料)



3:06 三里町2 交差点 右折  389号線で荒尾方面へ。



3:16 荒尾市本村 交差点 右折   208号線で玉名方面へ。



3:20 菰屋交差点 通過   前回、佐世保からの検証ではこの附近で右折してしまった。

3:22 野原交差点 通過

3:26 金山交差点 通過




3:30 開田交差点 右折 旧208号線で玉名市街地へ。 

 

これもナビの指示。 前回とは違うナビ、データも最新版。 
前回の古いナビは工業団地付近から501号線へ向かわせた。


3:33 築地交差点 通過  

3:37 春出交差点 通過  玉名駅前。  市街地だけどペースは悪くない。

3:42
 桃田交差点 右折  橋を渡ってすぐの交差点。 1号線でスポーツ公園方面へ。



3:51 部田見交差点 通過  ここから501号線。 この先は前回と同じ。



3:54 小天交差点 右折

今回の3:20から3:51を前回と比較すると、7分も遅い。 この距離で7分はとてつもなく大きい。
玉名市街が混雑していたら差はもっと開く事になる。 

次回は荒尾から海岸線を走って比較したい。 僅かな距離ではあるけど、荒尾でバイパスが開通した。 (その機会は意外にはやく訪れた いつか記事にしよう)




4:12 小島下町交差点 右折  橋を渡る。  501号線で宇土方面へ。

この交差点、いつも混んでる。毎回2、3回信号待ちする。

4:22 地点左折 

4:30 馬之瀬交差点 左折



4:35 国道3号線×14号線の交差点 到着  ここで国道3号線に出た。 前回と同じ場所。



 - 結果 - 

長崎県時津町を出発して 4時間35分 だった。  前回の佐世保からの検証は3時間47分

知らない土地を走るのって楽しいから時間がたつのを早く感じる。
だけど4時間半はかなりの時間だ・・・

はじめにも書いたけど、前回と同様参考にならない。ルートが固まるまでのお試し版みたいなもの。
後日このルートを走る機会を得た。 かなり理想的なコースとなったのでそのうち記事にしよう。


長崎県、個人的には九州では一番好きなところだ。 独特の雰囲気があるんだよね。
しかし、これほどの地形にそれなりに多い人口を有しているんだから不思議だ。

地元の人によると、県内でも習慣や言葉が全く違うそうだ。しかも隣り合った町で。
僅かな滞在では気付かなかったけど、この地形を見れば無理もない気がする。

宮崎もそんな感じだ。 戦国時代-江戸時代いくつもの小藩に分かれていた。
よそから来た大名が多かった。持ち込まれた習慣や文化、宗教が影響するからね。
しかも途中で国替えとか。 高鍋の秋月藩のように。
そういうところは長崎も宮崎と似てるのかもしれない。
ちなみに江戸時代初期に肥前の有馬家は延岡に国替えしている。


さて、今回長崎を訪れ、そしてこのルートを走って一番強く感じた事、それば宮崎とは比較にならないほど道路建設に多大な予算と労力が払われているということ。

この差はなんなんだとイヤミを言いたくなるくらい。

長崎県内にはパールラインと呼ばれる道路の建設が進んでる。 まだはっきりしてないのかな。
例の施設の反対で止まってるけど、長崎市と佐世保市を結ぶことをもくろんでいると聞いた。
この道路は今のところ一部有料。無料の区間もある。
完成した場合、佐世保付近、長崎付近が有料で、大部分は無料にする気じゃなかろうか。

長崎-佐世保には、大村湾を挟んで東彼杵側に長崎自動車道がある。 実際は大村市からだけど。
西側の西彼杵側にパールラインを作る計画なんだろうか。

宮崎で言えば、宮崎市と延岡市に別ルートの高速道を造るようなものなんだよ。 すごいよね。
それも無料区間がかなりの部分に設定されると思うと。



さらに、すごいのが、佐世保、伊万里、唐津、福岡市を結ぶ建設中の西九州自動車道
福岡側の都市高速と佐世保-武雄だけが有料で、あとは無料となるらしい。8割~9割が無料区間とみられる。
佐世保へは福岡の都市高速部分のみが有料なだけ。 
だいぶ開通が進んでいて、福岡から伊万里まで伸びてる。
福岡から、九州自動車道の混み合う太宰府とか鳥栖JCTを通らずに伊万里、佐世保に行けるわけだよ。

宮崎で例えるなら、串間市と大都市が直結するようなもん。しかもほぼ無料で。


この西九州自動車道、完成すけば武雄が終点。 隣町の嬉野を介して鹿島に近い。

そう、今回検証した有明沿岸道路の近くまで行くわけ。 というかこの2つの道路つながるんじゃないの。

宮崎もそれなりに改良が進んではいるけど、今ある道をよくしていこう~ そんな感じ。
100年後をみすえ根本的に取り組む という印象はうけない。
やりたくても予算がおりない、というのが現実なんだろう。



今回走った有明沿岸道路は全線無料。
鹿島-佐賀-柳川-大牟田を完成すれば55kmで結ぶ。
すごく金のかかった道路なのは走ればすぐに分かる、ほとんどが盛り土と高架式。

こんな道路がなんで無料なんだ、と言いたくなるけど、それだけ経済効果が見込めるからだろう。
まだ筑後川の2つの橋が架かってないのに、すでに予測を大幅に上回る交通量なんだそうだ。

この2つの橋は有明沿岸道路の肝心かなめの橋。 この付近の一般道は慢性的な渋滞区間。
 開通したら渋滞はだいぶ解消すると思われる。 都市間交流はさらに深まる事間違いなし。

宮崎県民としては長崎に行く場合、有明沿岸道路九州自動車道に近かったら助かるんだけどね。
鳥栖JCTまで行かず、みやま柳川ICあたりで降りて、有明沿岸道路に向かい鹿島まで行けばいい。
そして鹿島から峠越えするか、有明海沿いの道で長崎市へ。

西九州自動自動車道有明沿岸道路、また新しいルートが増えそう。 
うらやましくもあり、楽しみなルートでもあるね。



 


  

Posted by myconid at 20:00Comments(2)★ル ー ト 検 証