■■■■■ 2012 6月25日 火曜 10日目後半 ■■■■■
宗谷岬 ノシャップ岬 兜沼公園キャンプ場
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さんふらわあ き そ いしかり
13:48 道の駅さるふつ公園 出発 滞在
23分
このあたりから景色が変わってきた。 海岸沿いなのに低い植物ばかりで、高原でも走ってるみたいだ。
生命力の強いクマザサばかり、やっぱり過酷な環境なんだろうな。
クマザサって熊笹は間違いなんだってね。 初めて知ったよ。 隈笹が正しい表記だそうだ。
枯れるときに葉っぱのフチが枯れて隈取りみたいになるからなんだって。
パンダが竹食ってるように熊の好物なんだろう。 くらいに思ってた(笑)。
珍しい景色に4人とも黙りこくったまま窓の外を眺めてる。
14:16 宗谷岬 到着 距離のワリに早かったなー。
紋別セントラルホテルを出発したのが 9:34 だったから
4時間42分 かかった。
途中休憩などで
93分 寄り道した。 これを除くと純粋な移動時間は
3時間9分
休憩はしたが食事は取っていない。
昨日走った分、網走市役所付近からから
紋別セントラルホテルまで休憩を除いた移動時間は
1時間48分 だったから、今日の分を足すと、 網走市役所 ~ 宗谷岬 の休憩を除いた移動時間は
4時間57分 となる。
休憩だけでなく、もし食事や観光をしていたら、やっぱりかなり厳しい行程になるね。
ちなみにルート全域にわたって非常に走りやすい。 自然と速度はハイペースになる。
疲れは全くなかった。 涼しかったのも影響してるんだろうな。
本当に穏やかな天候。 1999年に来たときは強風でしかも寒かった。
遠くにうっすらカムチャッカ半島が見える。
宮崎の海と変わらないじゃないか。
波は全くなし。 珍しいことなんだろうけど。
この銅像は間宮林蔵 伊能忠敬に測量技術を教わって、蝦夷地を測量したんだって。
名前は聞いたことあったけど、何者なのか知らなかった。
国境はたった2㎞沖だって。
しばらくこの附近でうろうろ散策。 展望台へ行ったり、車で高台に登ってみたり。
昼食をとれる場所を探したけど、イマイチだったか休みだったか?
どこの店もなんだかくたびれた印象だ。 一年たつと記憶が交錯するんだよねえ。
食事なら稚内の町で済ませた方がいいと思うな。
ここでキャンプ場の予約を入れた。
今日の宿をずっと決めかねていたのだ。
明日のことを考えると
兜沼公園キャンプ場よりもっと先へ行っておいたほうがよいかも・・・などと迷っていたのだった。
しかし電源があるバンガローとなるとそうそう見つけられない。
北海道はキャンプ場の宝庫だけど、この地域で条件の揃うところがかなり少なそうだ。
ということで予定通り
兜沼公園キャンプ場に行くことに決めた。
15:10 宗谷岬 出発 滞在
54分
238号線で稚内市街地へ向かった。
遠くにうっすら見える山は利尻島。
15:36 潮見5交差点通過
稚内市街地に到着。 ダイハツとウエンナイ川附近の交差点。
宗谷岬から
26分だった。
ここが238号線の終点らしい。
ここから40号線に入る。 左折すれば旭川方面だ。
***********
9:34に
紋別セントラルホテルを出発して
6時間2分 だった。
休憩と観光した147分を除いた純粋な移動時間は
3時間35分 。
昨日の網走区役所からだと
8時間6分 だ。
休憩と観光した163分を除いた純粋な移動時間は
5時間23分 。
網走から稚内までノンストップだったら5時間~5時間半じゃないかな。
ここを基点として整理してみよう。
稚内市の潮見5交差点 までの休憩と観光を除いた所要時間は
稚内市 潮見5交差点
|26′
宗谷岬 26分
|28′
道の駅さるふつ 54分
|23′
浜頓別町 1時間17分
|44′
道の駅マリーンアイランド岡島 2時間1分
|38′
道の駅おうむ 2時間39分
|24′
道の駅おこっぺ 3時間3分
|32′
紋別市 3時間35分
|52′
道の駅サロマ湖 4時間27分
|56′
網走市役所 5時間23分
間違っていなければだいたいこうなると思う。
こんなの記録しても二度と来ないと思うけど・・・
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15:41 南稚内駅 通過
稚内と言うとどうしても最果ての極寒地って先入観を持ってしまう。
人口37600人 実はそこそこの町なんだよね。
昼食するところを探しているうちに市街地を抜けてしまった・・・
稚内市役所 北防波堤ドーム、行けばよかった。 イベントも目白押しだ。
15:55 ノシャップ岬 到着
1999年にも来たことがある。 秋川水産と言うところでカニを買ったんだった。
その秋川水産のあきかわ屋という立派な建物が建っていた。
ここで昼食するつもりでやってきたんだったかな。 ところが営業は終わってた。
BBQの魚でも買おうとしたけど、片付けられていた。
観光客もいないし・・・いつも早じまいなのかな?。
なんか寂しい場所になってたなあ。 やっぱりみんな
宗谷岬へ行っちゃうのかな。
遠くに見えるのは利尻島。
とにかく海が穏やか。
風もないもんだから、少し歩いただけで汗ばんでくる。
魚取りをしていた親子に聞いたら、やっぱりこんな天気は珍しいそうだ。
海中に昆布がごろごろしてる。 自生する昆布を見るのは初めてだワ。
16:37 ノシャップ岬 出発 滞在
42分。
今更昼食ってのもヘンなので近くのコンビニで軽く済ませることにした。
16:42 セイコーマート宝来店
レシートが残っている。 明細はおにぎりと菓子パン450円。
夜の材料もついでコンビニで調達。 スーパー探すのめんどくさかった。
おにぎり食べながら運転。
ノシャップ岬方向へ戻り、 254号線を南下。
右手にずっと利尻島が見える。
夕日を背にして順光で景色を見ながらドライブ。 ものすごく色彩が映えて気持ちよかった。
106号線から510号線へ入り、兜沼方面へ。
このあたりから豊富町だ。
17:22 兜沼公園キャンプ場 到着
ノシャップ岬から
35分くらいだと思う。 ここは稚内市ではなく豊富町のキャンプ場。
かすかに覚えている・・・木が大きくなったなー 13年ぶりだからなあ。
泊まったのは 「やすらぎの家」 というコテージ。 1棟5000円だったはずだ。
このタイプは2棟のみ。 あとは小さなバンガローがいくつかあった。
キャンプ場の画像
10人用なので恐ろしく広い。 電源も冷蔵庫もある。
とにかく年寄り三人衆は寒さに対してとても神経質だった。
だから電気毛布が使える事が絶対条件なのだ。
俺は 「寒けりゃガタガタ震えればいいじゃんか」 なんだけどね。
あと冷蔵庫がほんとにありがたかった。
季節柄のせいなのか分からないけど、北海道ではスーパーに無料の氷がないんだよねー。
釣具店にすら売ってないのには驚いた。
コンビニの氷は高いくせに意気地がないんだもん。 やっぱ釣具店のデカイ氷でないと。
製氷室のある家庭用の冷蔵庫だったので氷を作らせてもらう事にした。
1999年の時は小さなバンガローに友人と泊まった。
でもあのときはコンセントがなかった気がする。
カレーを作ったんだよなあ。
夜は何かを焼いた、クーラーに残っていたものと、さっきのコンビニで買ったソーセージ。
ご飯も炊いた思う。 漬け物類は絶対切らさない人たちなので最低限のおかずは何とかなるのだ。
コテージの後ろに利尻島が見える。 いいとこだなーここは。 すごく気に入ったよ。
本日の移動距離 268㎞
宮崎から 2193㎞
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