第5回 石油給湯器交換

myconid

2012年12月20日 22:09

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いよいよ給湯器の交換作業だ。
なんとしても成功させねばならない、はずした給湯器は壊してしまったから。
 「やっぱ無理だワ」では済まされないのだ。

しかしまさか自分で給湯器をDIYするとは思いもしなかったな・・・
エアコンをDIYしたくて記事にしたことはあるんだけど、ボイラーを先に交換するとは。


  この記録は、将来メンテが発生したときに備えるもので、あくまでも自分のための記録です。
   絶対マネしないよ~に。




 取り付ける給湯器は ノーリツ製 エコフィール

     本体 OQB-C4703Y   給湯専用 直圧式  
     リモコン  RC7326M     台所のみ
 

      給湯器の機能、価格については 第2回 石油ボイラー機種選定 参照




1 ボイラー本体を仮置き 
仮に置くことで、据える位置や配管の長さを確認する。

前のボイラーよりずっとコンパクトなので、スペースの心配はない。
ただ配管が本体の背中にあるので、壁から20cmくらい隙間を空けた。 少しでも作業しやすくするためだ。
倒れ防止のステーを付けることになってるけど、そのステーがギリギリ届く所に置くことに決めた。
厚みが薄いから地震対策も必要だわな。


2 パイプを切る 
知り合いの大工さんからもらった電動ノコギリが役に立った。
手ノコで切ってももちろんよい。 でも少しでもまっすぐ切りたかった。
というのもパイプとパイプを繋ぐ継手の差し込みしろが2cmくらいしかなく、接着しろをきちんと確保したかったから。
一番の理由は楽チンだからだけど。



3 パイプを仮に合わせる 
継手の差し込みしろを計算しながら切るのってめんどくさいなあ。
時間を掛けて少しずつ切り合わせた。 
とりあえず長さを合わせて切るだけで、接着は後だ。



それにしても電動ノコで切ると切りクズがたくさん発生する。 パイプの中に残らないよう気を遣わねばならない。
本職では専用のハサミを使うらしい。 それだとクズがでない。


継手を仮に取付けて、残りのパイプを切る。
正確な長さに切る必要はなさそう。 塩ビパイプだからちょっとくらいズレていても融通は利く。
綺麗に見せたければ気の済むまで正確に合わせればいい。



配管を仮に合わせたところ。
まずまずの見てくれかな。 配管同士が綺麗に平行だとプロの仕事っぽく見えるね。

がグレーのパイプから給湯器に入り、お湯となって茶色のパイプから出て行く。

配管が2本なのでシンプル。
フルオートと呼ばれる追い焚き機能付きのボイラーは4本になる。



4 配管を接着する 
一旦本体をどける。 作業に支障があるためだ。 パイプを接着して保温材を巻かなくてはならないから。
配管が後ろだとやりにくいノォ。
この画像はではまだ接着していない。

2本のパイプの高さは本体の接続口の高さに合わせている。 勾配は付けなくてよい(たぶん)。 


5 配管を接着する 
 
茶色のパイプをつなぐ接着剤は耐熱用を使わなければならない。 グレーのパイプ用の接着剤を使ってはならない。 絶対に。
逆に耐熱用の接着剤でグレーのパイプを繋いじゃダメなんだろうか?。
ハンズマンでは必ず使い分けるように、とのことだった。 言うとおりにしとこう。

もし水漏れを起こすとすれば、きっとこういう部分だと思う。 接着剤をベットリ塗りまくった。

本体の後ろになるパイプを接着した。 ただ接着剤をキチンと使い分けたか心配・・・。
 


6 保温材を巻く 

使ってるのはホントの保温材じゃない。 クッション材。 似たようなモンだろう。



幅広のテープを包帯のように巻く、 本来エアコンの配管類を巻くテープ。
粘着タイプの幅広テープもあるけど、ノリの付いていないテープを使った。 
ノリが付いたテープは巻くのがやっかいだとエアコン取り付けの時聞いていたから。
バラけないように所々、ビニールテープで巻いておいた。 
このテープを巻く作業が結構難しい。幸いスペースが広いのと配管が2本だけだからいいけど。


専用の保温剤はファスナー式のテープが付いているので、それの方が綺麗かも。



7 本体を据える 
単に置くだけ。 ホントは別売りの足があるらしい。 けど必要ない。 
足下にアジャスターが付いているので出来るだけ水平に据える。
天秤にならないように4本のアジャスターを調整するだけ。



8 配管を繋ぎ、保温材を巻く  
接続口にシールテープを巻く。 これで防水する。 以前蛇口を取り替えたときに買ったもの。

接着ノリが付いていないので巻くのが結構難しい。 


シールテープを巻いた接続口に、L型の継手を付ける。

よく見ると、上と下の継手の飲み込みがずいぶん違う。
下はシールテープを巻きすぎたようだ。 でも大丈夫だと思う。 かなりキツく回したから。 

説明書によると隙間なく保温せよと書いてある。 
ただ接続口には安全弁やフィルターが付いていて、そこは巻いてはならない。


残りのパイプを接続し保温材を巻いて配管が終了した。

ちょっと微妙な仕上がり。
どんなにパイプを正確に繋いでも、保温材の巻き方がおかしいと意味がないって事を思い知った。
でも上出来だよ。 
 

ココまで理屈は簡単。でも実際の作業は煩雑だ。 綺麗に仕上げようとすればさらに大変。
人目に付く所じゃないから気にする必要はないけどね。


次は油送管とリモコンの接続だ。


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