2012年11月05日
和牛の祭典inながさき 宮崎牛日本一
和牛の祭典inながさき 結果発表 の続き。 <前に戻る
僕が見たのは第1区の審査だけです。
すべての結果を知ったのは宮崎に帰ってからでした。
1区では一等一席だったものの、優等に進めなかったので、・・・やっぱり厳しいのかな~と思ったのですが、その後の審査で一気に挽回したんですね。2区3区はワンツーフィニッシュだし。
一等一席だって立派な事なんですよ。胸を張ってもらいたいなあ。
第10回全国和牛能力共進会 宮崎牛の結果 参加38都道府県480頭
優等首席 9部門中 5部門で受賞 さらに二席4部門受賞
オリンピックに例えるなら 金メダル5つ 銀メダル4つということなんでしょーか?。
団体賞 首席
内閣総理大臣賞 2部門中 1部門受賞
特別賞 14部門 4部門受賞
全部で11冠ということになるのかな?。とにかく最高の結果だったようです。
口蹄疫で失ったエース級種牛の影響が心配だったけど、種牛部門で内閣総理大臣賞は大きな希望だなあ。
たくさんの部門があって、その中の一つでも首席をとれば 「和牛日本一」 の称号を得た事になるようです。
だから全国各地に 日本一 を掲げるところが多いんですね。
宮崎の場合は前回も今回も総合優勝だし、最高賞の内閣総理大臣賞も連続受賞。
堂々と「真の日本一」を名乗っていいんじゃないでしょうかね?。
あまり成績ばかり誇張すると、お国自慢にしか聞こえないかもしれませんが、ここまで来るのに大変な苦労があったそうです。
三大和牛の壁、輸入自由化、産地間競争、口蹄疫などの伝染病、飼料価格の高騰、
枝肉単価の下落、取り扱い店の開拓、県内組織の確立。
他県だけじゃなく、実は県内にも激しい産地間競争がるのです。
常に追い詰められた40年でした。だからこそ頑張れたのかもしれないですね。
40年も戦い続けてようやくたどり着いた栄冠なんです。
この苦労が報われてホントによかった。
特に宮崎の場合は「肉そのもの」だけじゃなく「子牛」を売る事の比重が大きいわけですが、
このような競技会での活躍が子牛価格に影響してくるそうです。
この子牛が佐賀牛や松阪牛になるので、有名産地では特に優秀な子牛を求めているとか。
春の日経リサーチのバイヤー調査で、宮崎牛は三大和牛の壁を崩したんだとか。
神戸牛、近江牛を上回る評価を得て2位だったそうです。
しかしこのくらいでは、神格化されたこの三大和牛に勝ったとはとても言えないでしょう。
本当の競争はこれからでしょうね。
一つ注文をつけるなら 「 宮崎ならではのオリジナリティ 」 これを開拓して欲しいです。
しかし評価が上がるのは嬉しいけど、価格は手の届かない所まで行っちゃうのでしょうかね?(笑)。
まあ僕の場合、普段牛肉は食べないので、どんなに価格が上がっても痛くもかゆくもないです。
買うとしたらきっと無名の肉かな。
買えない、だけど県民として活躍は素直に嬉しい。ちょっと複雑な気分ではあります。
話が「あとさき」 になってしまいましたが1区の審査が終わった後は会場内を見学です。
様々なブランド牛がアピールをかねて無料の試食をやっています。
みなさんこれがお目当てのようですな。
前回7部門首席の宮崎牛の知名度は確かに上がっているようです。
すごい行列でした。たぶん一番人気。この列に並ぶのはちょっと・・・
鹿児島牛はすぐに試食できた!。
開始直後にたまたま前を通りかかってラッキー(笑)。あっという間にものすごい行列になってました。
鹿児島も強力なライバルですね。 宮崎の前は鹿児島が強かった。
日本一奪還を目標に少しずつ追い上げてきています。 団体賞では2位(次席)ですから。
すんげえウマイ!。
・・・ウマイんだと思う・・・。まともな牛肉食ったのたぶん2年ぶりだワ。
普段こんなの食べないから違いはわかんない、けど確かにウマイ!。
2年ぶりの牛肉。大阪の友人のオゴリで佐賀牛を食って以来のはず。
この前、高千穂でスジ肉買ったっけ。これが歯に詰まるのなんの。
あとは吉野家ぐらいだワ。
この鹿児島牛柔らかくて、うまみがあってウマかったなあ。
コチラは長崎和牛を炭焼きで食べられるコーナー。
二人前300gで3500円。
ここもすごい人気。まだ10時前なのにあっとゆう間に席が埋まってました。
炭火で焼いたらウマイだろうねえ~。
そういえば長崎を走っていると、あちこちに「長崎和牛」の幟を見かけましたが、まず地産地消というワケでしょうか。地元にもちゃんとアピールしてることが分かります。
佐賀牛と長崎和牛の食べ比べコーナー。ここにも行列。
食べ比べなんてこんなイベントじゃなきゃ出来ないもんね。
1000円だっと思います。さすが量が少ないなあ。よほどいい肉なんだろうな。
外国人が列んでいますが、米軍基地が近いせいかチラホラ見かけます。
量の少なさと価格の高さに驚いたんじゃないかな?。
アメリカではサシのある肉は不健康とされてたんだってね。
海外では赤身の方が、歯ごたえ、味の面で好まれると聞きました。
でも日本食が広まるにつれ「和牛」が認知されだして、今では高級食材として扱われているとか。
「神戸牛」といえば世界に通用するブランドだしね。
いまでは欧州や米国でも和牛を飼育している農家もいるそうですよ。
僕は米国産、豪産でもかまわないですけどね。
人気が出れば高価になってしまうのは仕方ない事ですが、たとえば、
今回躍進した長崎和牛とか、上位進出を果たした秋田牛 岩手牛とか。
5年後の11回大会開催地となる宮城県産。
(宮城は意外にも首席をとったことがない。宮崎鹿児島系統の子牛を大量購入して本腰で取り組むそうです。)
こんな風に、今後人気が出そうな肉を買うのもよいかもしれないですね。
この大会は、そんな事を知るよい機会なのかもしれないなあ。
このイベントは牛ばかりでなく、農機具や飼料を扱う企業も多数出展していました。
トラクターなんか子供に人気でしたね。
珍しいものばかり。奥の深い業界なんだなあ。アウトドアでも流用できるものがないか探し回ったけど・・・
かなり大きな会場なのでじっくり見るのは大変です。
「学びのエリア」なんていうのもあって、和牛のことを知ることもできすます。
長崎各地を紹介するブースもありました。
コンサートもやってたなあ。
この佐世保会場とは別に島原にも会場があり、そちらでは全国B級グルメが集まったそうです。
僕が一番気に入ったのがコレ(笑)。
刃物で有名な兵庫県三木市からやってきたんだって。
カメラの三脚とかに応用できんもんか。
このイベント、もう一つ特典があって、ハウステンボスに1000円で入場できます。この日だけですけどね。
聞いていた話だと15:00からのみ1000円のはずだったけど13:00からOKでした。
迷ったけどやめました。このいで立ちじゃヘンに思われそうで・・・。
それに別に目的があったから。
昼過ぎに会場を後にしました。
お土産は昼飯代わりに買った牛肉の巻き寿司600円のみ。
これが精一杯でした(笑)。
この近くに住んでいたことがあるんです。そこが今どうなっているか知りたかった・・・
これがホントの目的かも。
早岐町(はいき)という所なんだけど、すっかり変わってたなあ。記憶も曖昧だけど。
住んでいたアパートを暗くなるまで自転車で探し回って見つけたときは、こみ上げるものがありましたねえ。
それほかの痕跡はみけられなかった・・・20年も前の事だから仕方ないかあ。
写真撮っとけばよかったよ。
またいつか来よう。 きょうの宿はキャンプ場です。いつかそのキャンプ場も紹介します。
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僕が見たのは第1区の審査だけです。
すべての結果を知ったのは宮崎に帰ってからでした。
1区では一等一席だったものの、優等に進めなかったので、・・・やっぱり厳しいのかな~と思ったのですが、その後の審査で一気に挽回したんですね。2区3区はワンツーフィニッシュだし。
一等一席だって立派な事なんですよ。胸を張ってもらいたいなあ。
第10回全国和牛能力共進会 宮崎牛の結果 参加38都道府県480頭
優等首席 9部門中 5部門で受賞 さらに二席4部門受賞
オリンピックに例えるなら 金メダル5つ 銀メダル4つということなんでしょーか?。
団体賞 首席
内閣総理大臣賞 2部門中 1部門受賞
特別賞 14部門 4部門受賞
全部で11冠ということになるのかな?。とにかく最高の結果だったようです。
口蹄疫で失ったエース級種牛の影響が心配だったけど、種牛部門で内閣総理大臣賞は大きな希望だなあ。
たくさんの部門があって、その中の一つでも首席をとれば 「和牛日本一」 の称号を得た事になるようです。
だから全国各地に 日本一 を掲げるところが多いんですね。
宮崎の場合は前回も今回も総合優勝だし、最高賞の内閣総理大臣賞も連続受賞。
堂々と「真の日本一」を名乗っていいんじゃないでしょうかね?。
あまり成績ばかり誇張すると、お国自慢にしか聞こえないかもしれませんが、ここまで来るのに大変な苦労があったそうです。
三大和牛の壁、輸入自由化、産地間競争、口蹄疫などの伝染病、飼料価格の高騰、
枝肉単価の下落、取り扱い店の開拓、県内組織の確立。
他県だけじゃなく、実は県内にも激しい産地間競争がるのです。
常に追い詰められた40年でした。だからこそ頑張れたのかもしれないですね。
40年も戦い続けてようやくたどり着いた栄冠なんです。
この苦労が報われてホントによかった。
特に宮崎の場合は「肉そのもの」だけじゃなく「子牛」を売る事の比重が大きいわけですが、
このような競技会での活躍が子牛価格に影響してくるそうです。
この子牛が佐賀牛や松阪牛になるので、有名産地では特に優秀な子牛を求めているとか。
春の日経リサーチのバイヤー調査で、宮崎牛は三大和牛の壁を崩したんだとか。
神戸牛、近江牛を上回る評価を得て2位だったそうです。
しかしこのくらいでは、神格化されたこの三大和牛に勝ったとはとても言えないでしょう。
本当の競争はこれからでしょうね。
一つ注文をつけるなら 「 宮崎ならではのオリジナリティ 」 これを開拓して欲しいです。
しかし評価が上がるのは嬉しいけど、価格は手の届かない所まで行っちゃうのでしょうかね?(笑)。
まあ僕の場合、普段牛肉は食べないので、どんなに価格が上がっても痛くもかゆくもないです。
買うとしたらきっと無名の肉かな。
買えない、だけど県民として活躍は素直に嬉しい。ちょっと複雑な気分ではあります。
話が「あとさき」 になってしまいましたが1区の審査が終わった後は会場内を見学です。
様々なブランド牛がアピールをかねて無料の試食をやっています。
みなさんこれがお目当てのようですな。
前回7部門首席の宮崎牛の知名度は確かに上がっているようです。
すごい行列でした。たぶん一番人気。この列に並ぶのはちょっと・・・
鹿児島牛はすぐに試食できた!。
開始直後にたまたま前を通りかかってラッキー(笑)。あっという間にものすごい行列になってました。
鹿児島も強力なライバルですね。 宮崎の前は鹿児島が強かった。
日本一奪還を目標に少しずつ追い上げてきています。 団体賞では2位(次席)ですから。
すんげえウマイ!。
・・・ウマイんだと思う・・・。まともな牛肉食ったのたぶん2年ぶりだワ。
普段こんなの食べないから違いはわかんない、けど確かにウマイ!。
2年ぶりの牛肉。大阪の友人のオゴリで佐賀牛を食って以来のはず。
この前、高千穂でスジ肉買ったっけ。これが歯に詰まるのなんの。
あとは吉野家ぐらいだワ。
この鹿児島牛柔らかくて、うまみがあってウマかったなあ。
コチラは長崎和牛を炭焼きで食べられるコーナー。
二人前300gで3500円。
ここもすごい人気。まだ10時前なのにあっとゆう間に席が埋まってました。
炭火で焼いたらウマイだろうねえ~。
そういえば長崎を走っていると、あちこちに「長崎和牛」の幟を見かけましたが、まず地産地消というワケでしょうか。地元にもちゃんとアピールしてることが分かります。
佐賀牛と長崎和牛の食べ比べコーナー。ここにも行列。
食べ比べなんてこんなイベントじゃなきゃ出来ないもんね。
1000円だっと思います。さすが量が少ないなあ。よほどいい肉なんだろうな。
外国人が列んでいますが、米軍基地が近いせいかチラホラ見かけます。
量の少なさと価格の高さに驚いたんじゃないかな?。
アメリカではサシのある肉は不健康とされてたんだってね。
海外では赤身の方が、歯ごたえ、味の面で好まれると聞きました。
でも日本食が広まるにつれ「和牛」が認知されだして、今では高級食材として扱われているとか。
「神戸牛」といえば世界に通用するブランドだしね。
いまでは欧州や米国でも和牛を飼育している農家もいるそうですよ。
僕は米国産、豪産でもかまわないですけどね。
人気が出れば高価になってしまうのは仕方ない事ですが、たとえば、
今回躍進した長崎和牛とか、上位進出を果たした秋田牛 岩手牛とか。
5年後の11回大会開催地となる宮城県産。
(宮城は意外にも首席をとったことがない。宮崎鹿児島系統の子牛を大量購入して本腰で取り組むそうです。)
こんな風に、今後人気が出そうな肉を買うのもよいかもしれないですね。
この大会は、そんな事を知るよい機会なのかもしれないなあ。
このイベントは牛ばかりでなく、農機具や飼料を扱う企業も多数出展していました。
トラクターなんか子供に人気でしたね。
珍しいものばかり。奥の深い業界なんだなあ。アウトドアでも流用できるものがないか探し回ったけど・・・
かなり大きな会場なのでじっくり見るのは大変です。
「学びのエリア」なんていうのもあって、和牛のことを知ることもできすます。
長崎各地を紹介するブースもありました。
コンサートもやってたなあ。
この佐世保会場とは別に島原にも会場があり、そちらでは全国B級グルメが集まったそうです。
僕が一番気に入ったのがコレ(笑)。
刃物で有名な兵庫県三木市からやってきたんだって。
カメラの三脚とかに応用できんもんか。
このイベント、もう一つ特典があって、ハウステンボスに1000円で入場できます。この日だけですけどね。
聞いていた話だと15:00からのみ1000円のはずだったけど13:00からOKでした。
迷ったけどやめました。このいで立ちじゃヘンに思われそうで・・・。
それに別に目的があったから。
昼過ぎに会場を後にしました。
お土産は昼飯代わりに買った牛肉の巻き寿司600円のみ。
これが精一杯でした(笑)。
この近くに住んでいたことがあるんです。そこが今どうなっているか知りたかった・・・
これがホントの目的かも。
早岐町(はいき)という所なんだけど、すっかり変わってたなあ。記憶も曖昧だけど。
住んでいたアパートを暗くなるまで自転車で探し回って見つけたときは、こみ上げるものがありましたねえ。
それほかの痕跡はみけられなかった・・・20年も前の事だから仕方ないかあ。
写真撮っとけばよかったよ。
またいつか来よう。 きょうの宿はキャンプ場です。いつかそのキャンプ場も紹介します。
<和牛の祭典inながさき 結果発表 へ戻る
Posted by myconid at 21:30│Comments(3)
│和牛のオリンピック
この記事へのコメント
こんにちは。
>この子牛が佐賀牛や松阪牛になるので~
えぇぇぇ~~!!
そうなんですか~~~~(;゚Д゚)!
アレって地元で一から育てた牛じゃなかったんですね!
ビックリでした(汗
>この子牛が佐賀牛や松阪牛になるので~
えぇぇぇ~~!!
そうなんですか~~~~(;゚Д゚)!
アレって地元で一から育てた牛じゃなかったんですね!
ビックリでした(汗
Posted by シャムきち at 2012年11月06日 20:17
■シャムきちさん
僕もそのことを知ったのは口蹄疫のときで驚きました。
もともと宮崎鹿児島は子牛を日本各地に出荷する事が多かったみたいです。
肥育というのかな?。今でも基本的にこの方式ですね。
行った先々でその土地で育てて○○牛とブランド化されるんですね。
もちろんその土地ならではの長年の経験とノウハウがあるんでしょう。
宮崎は食肉の経験は浅いようです。
僕もそのことを知ったのは口蹄疫のときで驚きました。
もともと宮崎鹿児島は子牛を日本各地に出荷する事が多かったみたいです。
肥育というのかな?。今でも基本的にこの方式ですね。
行った先々でその土地で育てて○○牛とブランド化されるんですね。
もちろんその土地ならではの長年の経験とノウハウがあるんでしょう。
宮崎は食肉の経験は浅いようです。
Posted by myconid at 2012年11月06日 22:58
前回の記事のコメントに 「 やまさきセンムさん 」 からコメントいただいてます。
私の記事に誤解もあるようなので、そのコメントも読んでいただけると、より詳しいことが分かると思います。 特に格付けの解説など参考になります。
私の記事に誤解もあるようなので、そのコメントも読んでいただけると、より詳しいことが分かると思います。 特に格付けの解説など参考になります。
Posted by myconid at 2012年11月07日 09:20