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Posted by naturum at

2013年01月02日

第7回 裏庭から温泉が出た!

  <第6回 石油給湯器交換に戻る 

丸一日かかったけど取付けは無事完了した。 
慣れないせいで手際はイマイチではあったが、完成してみれば難しい工事ではなかった。
工事って程でもないか。


自分としてはまあ満足出来る出来映え。 
コンパクトになった分すっきりしている点は特に気に入っている。
なによりお湯の出が非常によい。 燃費が心配になるくらいすごい湯量だ。

今まで水漏れやひどい臭いに悩まされ、時には危険なくらいの白煙をあげるボイラーは常に心配のタネだった。
それに暴れ猫に何度油送管を曲げられたたことか。

それが一気に解決。 何とも言えない解放された気分だ。
こんな晴れ晴れした気持ちになれるとは正直交換前は考えもしなかった。


おかげでその日は快適に入浴できたのだった。




翌日の昼頃。 気になる現象に気付いた。
台所リモコンの燃焼ランプが、点いたり消えたりしている。 5秒間隔くらいだろうか。
外に出てボイラーの排気口に手をかざすと、暖かい熱気が出たり止ったりしていた。
 

寒い日だったので、 「凍結防止で燃焼しているのかな、賢いヤツじゃな~」 などと勝手に解釈してしまった。
というのも前のが貯湯式で温度が下がる度に自動燃焼していたから。


ここで予兆に気付くべきだったのに、浮かれて見過ごしてしまったのだ。 


さらに翌朝、リモコンに「 01 」と表示され点滅している。 エラーコードのようだ。 
しかも外からドバドバとなにやら音がする。 すぐに悟った。 表情は真っ青だ。

飛び出してみると地面から水が噴き出しているではないか。
急いでバルブを閉めた。


説明書によると「01」
「 給湯を連続60分以上運転したため 」 と書いてある。
要するに、お湯の配管が地中で漏れ出し、ボイラーが知らずに60分間も燃焼したのだった。 



  ここが漏れた場所。

昨日の点滅で異常に気付かなければならなかった。
というのも、ここは2年前に漏れた場所だからだ。
  

本来継手は 「L字型だけ」 だったけど、その時に自分で修理して継手を3カ所にしたのだった。
そのときに驚いたんだけど、継手がスッポ抜けていた。 接着した形跡がなかったのだ。 
普通なら残っているはずの接着剤の痕跡がなかったのだった。

そのときは常備していた速乾ボンドでくっつけて修理したのだった。


ここで、ハンズマンの店員が口を酸っぱくして言ったことを事を思い出した。
 
  「 接着剤は必ず専用の物を使え 」
  


2年前に最初に漏れたときは接着の形跡がなかった。 専門業者の仕事のはずだ。 
いや接着してあったのかもしれない。 もしかしたら抜けたのは専用の接着剤でなかったことが考えられる。

自分で修理した際、速乾ボンドを使ったのだけど、ハンズマンの店員が言うようにそれはやってはいけなかったのだ。
黄色い速乾ボンドがフヤけていたから。 熱にやられたのかもしれない。 
前のボイラーはお湯の勢いが弱かったが、今度のはすごい圧力だ。
そのせいで抜けたのではないか?。


昨日の燃焼ランプの点滅は、この継手の部分から少しずつ水が漏れ、ボイラーが 「ご主人様がお湯を必要としている」 と勘違いしたのだった。 漏れ方が少量だったために点いたり消えたりしていたのだ。
夜中になって完全に抜け、全開で噴出したわけだ。

抜けた部分を専用の接着剤である「 耐熱HT管用接着剤 」 で接着した。

埋め戻して修理完了。

と思いきや、次の日また大噴火!。 
上の画像のように、継手は3つ使われている。 すなわち接続部分は6カ所だ。
その6カ所すべてに速乾ボンドなんぞを使っていたわけだから、また漏れて当然だったのだ。
6回外れる計算だ。

夜中に裏庭を掘るオレを見て、ご近所さんは不気味に思ったに違いない。
穴を掘り、水をくみ出し、乾くまでじっと待つ。 このクソ寒い真夜中に。

ボイラーの真横で漏れているのに、ボイラーは気付いちゃくれない。
 「ご主人様がお湯を必要としている」 と健気にも沸かし続けたのだった。


水道直圧式だから、圧力は水道そのまま。 このぶっとい20AのHT管が全開状態だ。
ボイラーもバーナー全開でお湯を沸かし続けたのだ。 
60分も、二晩続けて。
 


60分間も46度のお湯が噴き出したら、すごい湯気だったに違いない。 地面はホカホカしていた。
温泉のように壮観だったろう。

2年前の継手はすべて取り替えるしかない。 たたききって捨てることにした。


ノコギリが使えるように大きく掘るのが大変。 



パイプと継手をまた購入。

 

もう一度繋ぎ直した。 今度は接着しろをしっかり取り、 HT用接着剤をたっぷり塗ってグイグイ差し込んだ。

埋め戻さず、しばらく様子をみよう。 なんども掘るのはゴメンだ。




原因は接着剤だったんだろうか?。 それともお湯の圧力だったんだろうか。 たぶん両方ではないか?。 

今回は掘り返せる場所だったので、まだよかった。
これが壁の中だったり、基礎の下だったらどうなるんだ?。

説明書を読んでもお湯の圧力を下げる機能はないようだ。
減圧弁というのを付ければいいのか、しかもお湯側に付けていいのだろうか?。

ボイラーの交換はうまくいったのだ。 別のところで水漏れが発生したのだからね。
ただ今回のように問題が発生した場合の対処方法が分からない。 

原因の分析と、正しい対処方法。 まさに素人の限界だ。

暴れ猫の心配はしなくていい。 しかし漏水の心配がつきまとうのだろうか・・・。




  <第6回 石油給湯器交換に戻る
  

2012年12月25日

第6回 石油給湯器交換

 <第5回 石油給湯器交換に戻る   裏庭から温泉が出た!に続く> 


今回は油送管とリモコンの接続。 そして試運転だ。


9 油送管を取り付ける 
この油送管は再利用品。

油送管は銅管だから柔らかい。
先の方がイビツに変形していたので適当なところでカットした。 
使っている道具はパイプカッター。

猫が暴れてくの字に曲がったときに購入した物。 そのたびに切ったり付けたりしていたのだ。
だからコツは分かっている。
銅管にくるくる巻くように押しつけると簡単に切れる。 あまり押さえつけすぎるとバリが出やすい。

油送管口に取り付ける袋ナットは重要な部品。 これがないと取り付けできない。
それなのに本体には付属していない。
 
切り売りの銅管を使う場合は、必ずこの袋ナットを別途購入する必要がある。
こういう細かいパーツが必要なのか不必要なのか分からないんだよね素人には。 
この段階になって初めて知ったよ。

幸い再利用だったので、これ一個のためにハンズマンに走る必要はなかった。

ボイラーによっては油送管も付属しているらしい。 袋ナットの有無はあらかじめ調べておくべきだな。
僕の買ったこのノーリツエコフィールには付属していなかった。


切った銅管の先をフレアー加工する(ツバだしとも言う)。

使っているのはツバだし器。 銅管の先を挟んで駒を押しつけてやると、先がラッパ状に広がる。
このツバは大きくても小さくてもいけない。

このツバだし器も暴れ猫のおかげで知ったのだった。
エコンの冷媒管のフレアー加工にも使える。

ラッパ状にしたら、目視でよく確認する。 バリは残っていないか?キズはないか?イビツな形状になっていないか?。
綺麗に出来ていないと燃料漏れを起こす。
素人にも分かる大事な工程だ。

このツバだしは先に袋ナットを通しておかなくてはならない。 先が広がったら袋ナットは通らない。
分かっていながら2度もやってしまう。

切り売りの銅管をホームセンターで買う場合は、袋ナットを持参するか買うかして、フレアー加工前に銅管に通しておく。
ツバ出ししたら袋ナットは通らないから。


タンクの油送管口銅管を付ける。

フレアー加工された部分が、袋ナットを加締める事によって押しつけられる。

加締める圧力で鉄同士を密着させるわけだ。 ゴムパッキンなんて物はない。 
だからフレアー加工は大事な工程なんだと思う。

タンクの油送管口を壊したら大変なので、ペンチで根本をつかんで、スパナを使い鬼の形相で締め上げた。
暴れ猫のせいで何度かやっていたため、この油送管口の根本が少しあまくなってるのが心配。

初めはうまくいかず、何度か油漏れを起こしていたので特に注意を払った。

説明書には油送管口に「必ずストレーナーをタンクの下につけること」と書いてあるが、予算の都合で付けなかった・・・。
ハンズマンにも売っていたけどストレーナーって何だろう?フィルター?。空気抜きだろうか?。

本体には付いていたけど、タンクにも必要なんだろうか?。
下につけろといわれても、画像のように元から横に付いている。確かに下にも取り付けられるようになってはいるが。 

どうしてなのか分からない。この辺が素人の限界なんだよなあ。



タンクの油送管口をボイラー側に向けたので銅管が余る。 切ってしまうのはもったいないので丸めた。
また暴れ猫が折ってしまうかもしれないから、予備として長いまま取り付けるのだ。

使ったのはガスボンベ。コイツに巻き付けた。 
ぐるぐる巻にすることで伸び縮みするから、接続しやすくなる。



本体の油送管口も同じようにフレアー加工して取り付けた。




10 ドレン管を接続 

シールテープを巻いてL型の継手を取り付けた。

エコフィールは内部で結露水が発生するそうだ。 
なので排水してやる必要がある。 このドレン管はそのための物。


このドレン管は自然排水なので勾配をつけなくてはならない。 また保温もやる必要がある。
勾配をつけていなかったり、詰らせたりしたらボイラーが壊れる。
そう説明書にはくどいくらい書かれている。

この排水は中和器で中和された水なんだけど、酸性なので垂れ流ししてはならない。 とも書かれている。
近くに排水口なんてないので、仕方なくコンクリートの上に流すことにした。

問題がありそうなら、ドレン管を振り回して側溝に持って行くか、土の上に石灰を撒いて排水するしかない。
とりあえず排水の量などを確かめて見ようと思う。
保温はその後にしよう。


11 リモコン線を繋ぐ 
リモコン線は再利用。 壁の中を通してあるので、必然的に再利用することになる。

見ての通り、台所用と浴室用のリモコンがつけられる。
浴室にはリモコンがないから、線もない。 だから台所にしかつけられない。
一つで十分だ。

説明書にはY端子でつけろと書かれていたが、それだけのためにハンズマンに走る気にはなれない。
コードの被服を剥いて端子に巻き付けた。

極性はない、と書かれていたので、線の色は気にしなくて済んだ。

台所リモコンの取り付け。

この台所リモコンの取り付けに困ってしまった。 
2本のネジで固定することになってるんだけど、取り付けるネジの位置が違っていた。
それに壁がタイルのため、ネジが効かないのだ。
とりあえず1本だけ元のねじ穴に止めた。

またリモコン線の取り出し位置が違うため、画像のように一部露出になってしまった。

何か枠のような物をタイルに貼り付けて、リモコンそのものを少し浮かせればいいかもしれない。
しかし今日は時間がない。 不安定だがこのままにした。


これですべてのつなぎ込みが終了した。


いよいよ試運転だ。



 ■ 試 運 転 ■

手順は工事説明書に書かれている。

1 タンクのツマミを空ける 


2 本体のストレーナーのツマミを回し、空気抜きをする 
    油送管の中の空気を抜いてやる。 ツマミからだらだらと灯油が出てきたら空気抜き終了。
    ツマミを締めて、あふれた灯油を拭き取る。


3 給水バルブを開く  バルブは給湯器専用のもの。

      開くとシューと音がして、水がボイラーに流れ込む音がする。


4 コンセントを入れる 


5 リモコンの電源ボタンを押す   ランプが無事点いた。


6 蛇口からお湯を出す   燃焼ランプが点いた!。


7 お湯が出るのを確認する  ちゃんと出てきた。



音がほとんどしないけど、排気口に手をやるとぬるい風が出てくる。
 


8 給水バルブをもう一度閉め、給水接続口のフィルターを清掃する   
  ほとんどゴミはなかった。


 また給水バルブを開いて試運転完了。




ふ~終わった、終わった。ほっとしたよ。 
本来簡単な作業なんだろうけど、いろいろ心配事が多くて疲れた。
手際が悪くて自分にイライラするんだよねえ。

しかしすべて本体の外側で作業がするんだなあ。 結局一度もフタを開けることはなかった。
説明書もあまり読まなかった。分からないところだけ見れば事足りた。


使ってみた感想は、
まず静か。 家の中にいるとまったく音が聞こえない。
だから燃焼の確認はリモコンを見るしかない。
前のは音と臭いではっきり分ったので、ちょっと不思議な感覚だ。

本体の前に立っても音は大きくない。 「コォー」という感じの音でうるささはまったくない。 

煙はまったく出ない。 水蒸気が出るらしいけど、宮崎の気温くらいでは白い水蒸気にはならないのかも。

ただ臭いは期待していたほどではなかった。想像より臭い。 
無臭を期待していたので特に臭いと感じるのかもしれない。 離れた場所でも風向き次第ではすぐに分かる。
石油ファンヒーターよりは間違いなく臭いと思う。 それでも前のに比べたらずっといいけどね。


反応が早い。 蛇口をちょっとでもひねると、スパッと点火する。 
前のは思い切り出しても少し間があった。 しかもアバウトで、思い切りお湯側の蛇口を回さないと燃焼しなかった。
これは反応がちょっと敏感するくらいだ。 思い切り水側を回さないと、必要ないのに点火してしまう。
でも慣れの問題だろう。

あとお湯の圧力がすごい。 ちょっとひねっただけですごい量のお湯が出てくる。 これに一番ビックリした。
これまでの倍は出てくる。 これなら浴槽を一杯にするのは早いだろう。


作業は前のボイラーを取り外しも含めて丸一日かかった。 
ただ倒れ防止のステーとドレン管の保温はやっていない。 
台所リモコンもしっかり固定できていない。 

ドレン管が凍って詰ったら大変なので、保温は早くやったほうがいいかな。今年は寒いモンね。


   ■ ■ 交換にかかった費用 ■ ■
   
          本 体  ノーリツ OQB-C4703Y     
         リモコン ノーリツ RC7326M       税込み 126,481円

         材 料  4,438 円
                                

                                 合 計 130,919円


これが高いのか安いのか分からない。 たぶん安いとは思うけど。

なお古いボイラーは、リサイクル業者がタダで引き取ってくれた。




そしてドえらい事態がやってくるのである。 
出来映えと性能に有頂天になっていただけに、ショックが大きかった。


 <第5回 石油給湯器交換に戻る   裏庭から温泉が出た!に続く>

  

2012年12月20日

第5回 石油給湯器交換

 <第4回 石油ボイラー取り外し に戻る   第6回に進む>

いよいよ給湯器の交換作業だ。
なんとしても成功させねばならない、はずした給湯器は壊してしまったから。
 「やっぱ無理だワ」では済まされないのだ。

しかしまさか自分で給湯器をDIYするとは思いもしなかったな・・・
エアコンをDIYしたくて記事にしたことはあるんだけど、ボイラーを先に交換するとは。


  この記録は、将来メンテが発生したときに備えるもので、あくまでも自分のための記録です。
   絶対マネしないよ~に。




 取り付ける給湯器は ノーリツ製 エコフィール

     本体 OQB-C4703Y   給湯専用 直圧式  
     リモコン  RC7326M     台所のみ
 

      給湯器の機能、価格については 第2回 石油ボイラー機種選定 参照




1 ボイラー本体を仮置き 
仮に置くことで、据える位置や配管の長さを確認する。

前のボイラーよりずっとコンパクトなので、スペースの心配はない。
ただ配管が本体の背中にあるので、壁から20cmくらい隙間を空けた。 少しでも作業しやすくするためだ。
倒れ防止のステーを付けることになってるけど、そのステーがギリギリ届く所に置くことに決めた。
厚みが薄いから地震対策も必要だわな。


2 パイプを切る 
知り合いの大工さんからもらった電動ノコギリが役に立った。
手ノコで切ってももちろんよい。 でも少しでもまっすぐ切りたかった。
というのもパイプとパイプを繋ぐ継手の差し込みしろが2cmくらいしかなく、接着しろをきちんと確保したかったから。
一番の理由は楽チンだからだけど。



3 パイプを仮に合わせる 
継手の差し込みしろを計算しながら切るのってめんどくさいなあ。
時間を掛けて少しずつ切り合わせた。 
とりあえず長さを合わせて切るだけで、接着は後だ。



それにしても電動ノコで切ると切りクズがたくさん発生する。 パイプの中に残らないよう気を遣わねばならない。
本職では専用のハサミを使うらしい。 それだとクズがでない。


継手を仮に取付けて、残りのパイプを切る。
正確な長さに切る必要はなさそう。 塩ビパイプだからちょっとくらいズレていても融通は利く。
綺麗に見せたければ気の済むまで正確に合わせればいい。



配管を仮に合わせたところ。
まずまずの見てくれかな。 配管同士が綺麗に平行だとプロの仕事っぽく見えるね。

がグレーのパイプから給湯器に入り、お湯となって茶色のパイプから出て行く。

配管が2本なのでシンプル。
フルオートと呼ばれる追い焚き機能付きのボイラーは4本になる。



4 配管を接着する 
一旦本体をどける。 作業に支障があるためだ。 パイプを接着して保温材を巻かなくてはならないから。
配管が後ろだとやりにくいノォ。
この画像はではまだ接着していない。

2本のパイプの高さは本体の接続口の高さに合わせている。 勾配は付けなくてよい(たぶん)。 


5 配管を接着する 
 
茶色のパイプをつなぐ接着剤は耐熱用を使わなければならない。 グレーのパイプ用の接着剤を使ってはならない。 絶対に。
逆に耐熱用の接着剤でグレーのパイプを繋いじゃダメなんだろうか?。
ハンズマンでは必ず使い分けるように、とのことだった。 言うとおりにしとこう。

もし水漏れを起こすとすれば、きっとこういう部分だと思う。 接着剤をベットリ塗りまくった。

本体の後ろになるパイプを接着した。 ただ接着剤をキチンと使い分けたか心配・・・。
 


6 保温材を巻く 

使ってるのはホントの保温材じゃない。 クッション材。 似たようなモンだろう。



幅広のテープを包帯のように巻く、 本来エアコンの配管類を巻くテープ。
粘着タイプの幅広テープもあるけど、ノリの付いていないテープを使った。 
ノリが付いたテープは巻くのがやっかいだとエアコン取り付けの時聞いていたから。
バラけないように所々、ビニールテープで巻いておいた。 
このテープを巻く作業が結構難しい。幸いスペースが広いのと配管が2本だけだからいいけど。


専用の保温剤はファスナー式のテープが付いているので、それの方が綺麗かも。



7 本体を据える 
単に置くだけ。 ホントは別売りの足があるらしい。 けど必要ない。 
足下にアジャスターが付いているので出来るだけ水平に据える。
天秤にならないように4本のアジャスターを調整するだけ。



8 配管を繋ぎ、保温材を巻く  
接続口にシールテープを巻く。 これで防水する。 以前蛇口を取り替えたときに買ったもの。

接着ノリが付いていないので巻くのが結構難しい。 


シールテープを巻いた接続口に、L型の継手を付ける。

よく見ると、上と下の継手の飲み込みがずいぶん違う。
下はシールテープを巻きすぎたようだ。 でも大丈夫だと思う。 かなりキツく回したから。 

説明書によると隙間なく保温せよと書いてある。 
ただ接続口には安全弁やフィルターが付いていて、そこは巻いてはならない。


残りのパイプを接続し保温材を巻いて配管が終了した。

ちょっと微妙な仕上がり。
どんなにパイプを正確に繋いでも、保温材の巻き方がおかしいと意味がないって事を思い知った。
でも上出来だよ。 
 

ココまで理屈は簡単。でも実際の作業は煩雑だ。 綺麗に仕上げようとすればさらに大変。
人目に付く所じゃないから気にする必要はないけどね。


次は油送管とリモコンの接続だ。


 <第4回 石油ボイラー取り外し に戻る   第6回に進む>