温室効果ガス削減計画

myconid

2008年09月23日 21:56

  温室効果ガス削減計画サブバッテリ構想編

ポータブル電源を作るのだ。

なぜかっ!。

「化石燃料を燃やすと温室効果ガスが発生するんじゃそーな。」

「ちゅー事はアウトドアで自然破壊しちょるっつーことな?」

「そーゆーことよ」

「そらイカン。どげんかせんとイカン。」

なーんてもっともらしく聞こえますが、ホントはキャンプで家電製品が使いたいだけ。

それにランタンを電球にしてしまえばオイルの節約になるし、ノートパソコンだって使えて一石二鳥じゃない?。

アウトドアでそんなモン邪道ではありますが、でも多様化が進むキャンプ、アウトドアにもあったら便利っちゅーモンでしょーが?。現実に電源サイトも増えているわけだし。


それにもう一つ重要な利点があるんですよ。それは災害時など、万が一停電しても使える点です。アウトドア以外にも役に立つっちゅーワケですナ。


私がキャンプ場で欲しい電気製品はこれです。

1、照 明 
  テント内ではガスランタンは危ないですから。

2、携帯電話
  今や携帯は重要な情報端末。バッテリーを気にせず、音楽、テレビ視聴したい。
  ネットもできるし。

3、携帯テレビ
  笑うかもしれないけど。地元のニュースやCMなどは重要な情報源になるモンなんですよ。

4、電気毛布 
  春、秋は冷え込みますからね。

3と4は絶対に必要というほどのものではありませんが、せっかく作るなら検討してもイイかなと思って挙げました。

なお電気の知識が全くないので自信はありません。皆さん絶対マネしないように。


設計概要
1、コスト重視であること
  製作にお金をかけるくらいなら既製品を買った方がマシだもん。

2、大きくならないこと。
  これすごく重要。車に乗せるワケだからコンパクトがよいに決まっています。
  自宅での収納性にも関わりますし。

3、重すぎないこと。
  バッテリ-は蓄える電気が多いほど重く大きい。重量は車にも体力にも負担。

4、出来るだけ電気が長持ちすること。
  バッテリーは劣化しやすい。長期間未使用でも放電が少なく、繰り返し使えること。

5、旅先で充電出来ること。
  連泊になる場合でも移動中の充電を可能にしたい。

問題は2と3ですね。相反する要素をどこでバランスさせるか悩みどころです。


乏しい知識をつなぎ合わせ以下のパーツを選定しました。

パーツ選定
バッテリー  新神戸電機 HP38-12W 又は同等品
 
まず絶対にデープサイクル型でなくてはなりません。間違っても自動車用のバッテリーは使ってはならないのです。自動車バッテリーは一度バッテリー上がりを起こすと大幅に性能が低下してしまいます。そもそもエンジンスタート用なので瞬発力重視で、長時間電気を使用する用途に向きません。ただ安いんですよねー。

尚、選定したHP38-12Wがディープサイクルかどうか実はよく分からない・・・電動車椅子に使われるものらしいです。


インバーター  大自工業 CD-300

バッテリは12Vですから100Vに変換しないと家電は使えません。インバーターには変換効率というのがあって80~90%くらいらしいです。要するに100Vに変換するとロスが発生するわけですね。もったいね~な。

CD-300は出力が小さく300Wしかありません。でもノートパソコンくらいは大丈夫でしょう。安いし、コンパクトな点も有利です。カタログによると変換効率が90%である点もウレシイ。 

あと、バッテリーに直接つなげるタイプがよいです。


アイソレーター   セルスター工業 IS-330

大まかに言ってしまえば充電器なんですが、本当のアイソレーターはメインバッテリーとサブバッテリーを効率よく充電振り分けしてくれるものらしいです。

たとえばキャンピングカーはメインバッテリーがエンジン用、サブバッテリーは家電用、といった具合に使い分けるのですが、メインバッテリーが一杯になるとサブバッテリーに充電するのがアイソレーターというものらしいです。メインバッテリーが上がったら元も子もないですからね。

このIS-330は発電機に直接つなぐ必要はなく、シガーライターソケットに差し込むタイプなのでお手軽です。うまいことに私の車にはトランクにアクセサリーソケットがついています。こいつで移動中に充電出来るわけですね。あとオマケ機能に、充電しないときは12V製品が使えるという面白い機能があります。この方式の充電器はこの機種しかないんじゃないでしょうか?。

ただ、車からの発電では100%の充電はムリでしょう。


組み合わせる機器が決定したら入れる箱を設計します。

設計図



ちょっと見にくいですが、下の段がバッテリースペース、上の段がアイソレーターとインバーターのスペースです。極力サイズを小さくしたつもりです。
 
サイズ
 幅 320 × 奥行き 200 × 高さ 305

材質
 底板 天板 側板     - 9mm合板
 中段 側板 前板 背板 -5.5mm合板 
 接合材料       -又釘又はスクリュー釘又はスリムコースレッド 及び根太ボンド。 
 仕上げ            -クリアラッカー吹き付け 
今のところこんな所かな。図面通り出来るか不安ですが。 


    温室効果ガス削減計画サブバッテリ完成編 へつづく        


あなたにおススメの記事
関連記事