サブバッテリー2号機に挑戦2

myconid

2018年12月12日 21:00

僕のアウトドアと旅行で電気を必要とするものは、

 1.モバイルPC
 2.スマホ
 3.バッテリーランタン/ヘッドランプ
 4.LED電球



はじめは前回記事にした自作のサブバッテリ2号機で全部まかなうつもりでした。
そのほうがすっきりすると思っていたんです。

しかし、このサブバッテリーはDC12V。
これをインバーターとかコンバーターを介してPCやライトを使うってどうなんだろう~ふと、そんな疑問が浮かびます。

電気の世界のことはサッパリですが、電圧や電流を変換すると損失が発生すると聞きます。
実際、1号機をインバーターで100Vに変換してモバイルPCを使っていると、あまり電気のもちが良くない気がしていました。

蓄電池である以上、バッテリー切れの心配は常に付きまといます。
電池が切れたらたんなる厄介者。それに残量を心配しながら使うのはストレスがたまります。
少しでも変換ロスの少ない使い方をしたいものです。

モバイルPCは旅先で情報を探したりDVDを観たりと特に重要です。
たまにだけど仕事用としても使うため、バッテリーの残量は常に気になるのです。
いざというときに使えない、なんてことでは困りますから。

スマホやタブレットPCのほうが便利という人も多いでしょう。
しかし、小さな画面では表計算は見にくいし、CADにマウスやキーボードは外せません。
パン/ズームを多用しつつ、コマンドを割り当てられ、細かいオブジェクトをポイントできるマウスは重要だし、様々なインターフェースを装備したモバイルPCははずす事はできません。

そんなわけでモバイルPCは最優先となります。そしてこのモバイルPCこそが一番電気を消耗します。

この一番大事なモバイルPCをできるだけ長く使うことを最優先に考えることにしました。

モバイルPC以外はそれぞれ別のバッテリを使う事にします。



 1.モバイルPC 19V 3.16A 60W  
これが一番負担が大きいので自作のサブバッテリを専用で使うことににします。
すでにバッテリーは取り寄せています。一番左のヤツ。
LONG社製のシールドバッテリー 20時間率で36Ahの容量。 あくまでもカタログ値。
ホントはユアサにしたかったんだけど、とてつもない価格で手が出ません。

このバッテリーはDC12V。 これをインバーターでAC100Vに変換し、モバイルPCの電源アダプタでまた19Vに変換、しかもDC・・・これはどうなんだろうか・・・具体的には分からないけど効率はよくないと聞きます。

1号機を作ったときに、DC12Vから直接DC19Vに変換するコンバーターなるものが存在することは知ってはいました。
ただ当時かなり希少な存在だし信頼性が怪しげでした。 なのでその時は見送りました。↓の真ん中のヤツ

最近、アマゾンで調べると種類が増えてました。 これが使えば変換ロスは少ないかもしれないなあ。
ただ信頼性は相変わらず・・・・以前よりはマシな気はしますが。

一番左のを購入。
これでサブバッテリーDC12Vを直接DC19Vに昇圧。
インバーターでACの100Vへ変換にしない分、効率よいんじゃないでしょうか。

1号機では バッテリDC12V → インバーターAC100V → アダプタ19V → モバイルPC でした

2号機では バッテリDC12V → コンバーターDC19V → モバイルPC

かなりスッキリするねえ。 


バッテリが1号機よりコンパクトになったんだから、そのぶん2号機は小さくしたい。

1号機のように バッテリ + アイソレーター + インバーター を入れるとなると結構大きくなりそう。
バッテリーが小さくなったのにインバーターのために箱を大きくするのは考え物です。
インバーターを内蔵させるのはやめて、コンパクトなコンバーターを前提にしたほうがサイズは小さくできそう。

インバーターは非常時のみに使う事にしました。


走行充電もしたいのでアイソレーターは必須。 このIS-330は12Vシガーソケットが装備されています。

あくまでも2号機の走行充電用だけど、非常時はシガーソケットからDC12V製品を使う事もできます。

このIS-330は昇圧機能がありません。まず間違いなく満充電はできないでしょう。
でも5時間走行して50%くらい充電できればいいかな、もし60%くらいなら御の字です。



 2.スマホ 
これはシガーソケットで走行充電可能。ご存じの通り充電器というほどのものは必要ありません。

小型のモバイルバッテリーが多数存在するし、スマホと同じように走行充電可能。
ただ安全性にちょっと不安が。


アマゾンでタイムセールを頻繁にやってます。
20000mAhを2500円くらいで購入しました。心配なくらい安いんだけど・・・

AUショップで聞いたところ、3000mAhのスマホを充電するには5000mAhのバッテリーが必要なんだって、えらく効率悪いね。
20000mAhだと3、4回くらいって事でいいのかな。

中にはライトがついているモノや、車のバッテリー上がりの時にジャンプスターターとして使えるものまで。
しかしそんな大電流を一気に発生させて大丈夫なんだろうか・・・


 3.バッテリーランタン/ヘッドランプ 


予備のエネループを各1セットと、充電器は小さいから携行すればいいでしょう。
一応、単三電池に統一してるから非常時なんかディスカウントストアで普通の電池を調達すれば済みます。
コスモス、トライアルなんかが安いですよね。



 4.LEDランプ (DC12V AC100V) 
テントやタープでバッテリーランタンでは物足りないときに使う予定。
2号機でDC12vLED電球や、インバーターでAC100vLED電球を使う。

点灯しているフレキアームの電球がDC12vLED 5Wだったと思う。 自作したものだけど、かさばるし野暮ったい。
左の2つがAC100Vの5Wと1W。 一番右がモバイルバッテリーとUSB電球。

AC100Vを使うにはインバーターが必要。 変換ロスも気になるし出番はもうないだろうな。
でも電源のあるキャンプ場だったら重宝するはず。

本を読んだり、広いタープだとある程度の明るさが必要。最低60w級は欲しいです。
読書しなければ、テント内ではそれほど明るさは必要ありません。

経験上、読書は光源からの距離1mだったとして1Wでは暗く4Wでは明るすぎでした。
DC12Vの2Wを探すんですが見つけられないんですよねえ。

前、蛍光灯とLEDを比較したことがありますが、LEDのほうが虫が寄りにくいという利点があります。


予備的にガスランタンも一応持って行きます。
だけど夏は暑いし、テント内では危ないです。倒してEVAケース(バッカン)を溶かしてしまいました。
雰囲気はいいんですけどね。 
このガスランタン僕はちょっと違う使い方してます。お湯を沸かしたり簡易暖房として使うんです。
暖房としては2、3°c変わるかな?といったところですが。


AC100Vインバーターも持って行きます。何かの事情で100V製品を使うときのために。
走行中にシガーソケットに挿して使う事もできますしね。


あと最近はUSBランプもよく見かけるようになりました。

これだとモバイルバッテリがそのまま使えるし、USBタイプのシガープラグを用意しておけばさらに汎用性は高まるか。
USB製品は以前よりずっと豊富ですからね。



とまあ、かなり種類が多くなってしまいますが、こうしたほうが電気を長持ちさせるにはよい方法じゃないだろうか・・・・

もう少し用途をはっきりさせて組み合わせを絞るべきか・・・・


しかし、ややこしいのがコードや端子類! シガーソケット、 USB、コンバーターのコネクタ そして充電器。
つい先日スマホを壊してしまい買い換えたのですが、USBがCタイプ。
変換端子を100均に探しに行ったり、ケーブルごと買い換えたり。

道具箱の中こんがらがってかなわん・・・

次回は サブバッテリー2号機の製作です。




あなたにおススメの記事
関連記事