エアコン取り外し

myconid

2011年06月14日 21:18

先日、自宅のエアコンを交換しました。

自前で「取り外し取り付け」をやってみたいと考えていたところだったのでちょうど良いよい機会です。
今後のためにエアコン工事を記録したいと思います。


                    エアコン取り付け工事の記録 その1へ

協力してくれたのは知り合いの電気工事屋さん。田野町で息子さんと2人で営んでいます。
住宅の電気配線を得意としますが、LAN配線もエアコン工事にも対応。
普通、電気工事と空調工事は業種が違うのだけど、全部対応してくれるのだ。なかなか貴重な存在なんです。
僕は家電店でエアコンを買いません。価格は町の電気工事屋さんに頼んでもたいして変わらないし、なんと言ってもメンテナンスがしっかりしているからです。

なお下記の方法が正しいか分かりませんません。


エアコンのはずし方


1 まずエアコンをONにして運転させる。

2 室外機横のカバーをはずし、電源部と配管部を露出させる。




3 冷媒管の3つのナット(A-1 A-2 B)をはずす。
 室外機は動いたままでよい。
 ナットは正面を向いたのが2つ(A)と、横を向いたものが1つ(B)。
 このナットをはずしても、弁が内部にあるため、冷媒ガスが漏れることはない。



4 細い冷媒管の、ナットをはずした穴に六角レンチを差し込み、右に回してしっかり締める(A-1)。
 A-1のナットをはずすと、六角穴が現れます。それを右に回すわけです。
 A-1とA-2が逆の場合もあるそうです。必ず細い方を締めること。 

5 この状態で2、3分運転させる。
 
片方を締めることで、配管と室内機内にある冷媒ガスが室外機に回収される。
 ちなみにガスは液体だが外気触れると白い霧状に気化する。
 ガスが回収されると室外機の運転音が変わるのが分かる。

6 太い冷媒管(A-2)に六角レンチを差し込み、右に回して締める。
 そして横向きのバルブ(B、下の画像)を押すと、気体が吹き出す。
 吹き出したものが空気だと、ガスが室外機に回収されたことになる。
 もし白い霧状のものだったらガスは回収されていない。

7 エアコンの運転を停止させ、室内のコンセントを抜く。
 室外機が停止したことを確認。
 
 室外機内の電源を引き抜く(下の画像)。コンセントをはずしておかないと感電する。
 電源の抜き方は、端子をマイナスドライバーで押す。結構キツイ。
 ちなみに電源は屋内のコンセントから配管カバーを通って室外機に供給されている。

8 冷媒管を取り外す。
 
ナットはガスが漏れないようにかなりきつく締めてある。根元を壊さないようプライヤみたいなもので支えながらナットを回すと良い。
 これで室外機と室内機が分離されたことになる

 各手順は画像の通り


9 はずした3つのナットをまた取り付ける。室外機のカバーも元に戻す。


10 室外の配管カバーを引っぺがす。
 
 カバー内には冷媒管2本と電源コード、水抜きのドレン管が納められている。



11 壁にビスで留められているカバーのベース部分も取り外す。
 再利用するならはずさなくて良い。
 カバーごと移設するなら取り外す。


12 室内機を取り外す。
 引っかけ式になっている場合が多いので、少しキツイが持ち上げると良い。ポッチを押さえて持ち上げるタイプもあるらしい。
 室外機が壁から外れた事を確認したら配管ごと引き抜く。外からもう1人が配管を送り込んであげた方が作業しやすい。
 配管ごと再利用するのであれば潰れないよう注意する。
 室内機から「配管、ドレン管、電源コード」ははずす必要は無い。
 壁に取り付けられている金属のプレートもはずして作業終了。




画像では見えないけど、配管がくっついています。


取り外しは大変簡単でした。特に専用道具が必要ないのには驚きました。
+-ドライバー、スパナ又はモンキースパナ、プライヤ、六角レンチくらい。これなら僕にも出来そうです。
メーカーが違っても手順はほぼ同じということでした。

重要なのはガスを回収する手順4.5.6です。

今回の作業で家庭用のエアコンというものは室外機、室内機、配管に分類される事が分かりました。
そして、冷媒ガスを室外機-室内機に循環させ、熱交換し空調するわけですね。

また冷媒ガスは初めから室外機の中に封入されていて、取り付ける際に新たにガスを入れるのわけではないことも分かりました。処分または移設する場合も、室外機へ一旦ガス閉じ込める訳ですね。

以前はフロンガスが使われていて、これがオゾン層を破壊していました。現在では違うガスが使われているそうです。  

こんな手順だったと思うけど・・・電気屋さんに確認したほうがよさそう。
   

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