以前、北海道キャンプの計画を立てた際、検索キーワード欄が「
ETC1000円」 「
1000円でどこまで行ける」などとETC関連で埋め尽くされたことがあります。今でも上位にくるキーワードで、関心の高さが伺い知れます。
ところで宮崎県民はETC1000円にどのくらいの人が恩恵を受けたのでしょうか?
おそらくあんまりいないでしょうねェ。だって高速つながってないもんね。
高速使っても、とにかく宮崎は遠いんですよ。特に帰り道につくづくそう思います。
走っても走ってもまだ熊本かよ~。ですよ。
だって熊本県を縦断して横断だよ!。
高速のない地域は一般道を使わないといけないわけですから、さらに時間を要することになります。
今の世の中、なんでもかんでも効率UPの時代なのに、初めからハンデを背負っているわけですよ。
そりゃ公共工事削減は仕方ないとは思いますよ。でも高速道路は国民に対する国の義務でしょう。
早く作ったモン勝ちなんてあんまりだよ。
というわけで、いったい東九州自動車道はいつ開通するのか?。調べてみました。
東九州自動車道完成予定
どうやら開通と完成は意味が違うみたい。
開通のことを
供用と言うのかな。
図の中の文字は完成予定です。
この地図見て、宮崎県がいかに高速道路が遅れているかよく分かります。
宮崎県は
南北に長いところです。主要都市も海岸線に沿って並んでいます。にもかかわらず、高速道路は
東西に走っているのです。どう考えても非効率です。
ちなみに北から、延岡市、日向市、児湯郡、西都市、宮崎市、日南市、串間市の順なのですが、宮崎と西都にしか開通していません。
なんと開通予定のない区間があるようです。延岡南道路と北川間は何か計画があるのかな。探したけど分からなかったです。
道路ってつながってこそナンボでしょう?。
串間市、日南市なんて、まだ計画の段階で具体的なことは決まってないみたいですよ。
日向、延岡などの県北部、日南、串間の県南部の人たちはたまんないよねェ。
佐伯-蒲江間を見てくださいよ。平成29年だって。日向-都農間は平成27年。
なんだか気の遠くなる話ですね~。
民主党政権になってどう変わるんだろ・・・ますます遅れるのかな。
遅れるどころか中止になったりして・・・日南串間はありうるゾ。
上の画像はNEXCO西日本からコピーしたものに自分で書き加えたのですが、
この画像の
青と赤はNEXCOが作る道路で、
オレンジの点線はどうやら「新直轄方式」というものらしいです。
新直轄方式とは僕の勝手な解釈で正確でないかもしれませんが、こういう事だと思います。
日本道路公団が民営化されてNEXCOとなったわけですが、民営化だから採算の合わない高速道路は造れない。でもそれだと地域格差が出てしまうので、採算性の低い道路については、国と自治体が費用を出して「直轄」で建設しよう、というものではないかな?。
新直轄方式とは、いわゆる国道なのでは?。だから無料なんだと思う。
東九州自動車道とは「
加治木から北九州の436㎞」の区間を言うのですが、
これは
NEXCOの有料の高速道路と、
国直轄の無料の国道が混在している道路の総称なんじゃないのかい?。
そして、この無料の直轄道路は、国道といってもICも備えた限りなく高速道路に近いものなんだと思う。
でも高速道路無料化になったらこんな分け方しても・・・
ハァー・・・めんどっチイなぁ。肩が凝るワイ。
こんな混在した道路って、ETC通る度に料金加算されるんじゃあるまいな。
県内の開通予定は下記の通り。
門川-日向間 かどがわ-ひゅうが
説明によると「平成22年度末までに供用を目指します。」 完成予定は23年3月
再来年開通予定みたいですね。南延岡道路とつながれば便利になるのかな。日向の市街地と土々呂町付近を迂回できるなら便利ではあるけど、地元の人は恩恵はないでしょう。全体とつながってこそ便利になると思う。
日向、延岡にとって開通して欲しいのは、宮崎方面ではなく大分方面のはず、企業誘致とか農畜産物輸送を考えると当然そうなりますよね。
日向-都農間 ひゅうが-つの
平成26年度末までに供用を目指します。 完成予定27年3月。
平成27年だって・・・気が遠くなるのォ。
一番長い区間が後回しか、難所とも思えないんだけど。
都農-高鍋間 つの-たかなべ
平成24年度末までに供用を目指します。 完成予定25年3月
ここもだいぶ先だなァ。
高鍋-西都間 たかなべ-さいと
平成22年度末までに供用を目指します。 完成予定23年3月
初めの計画より早まって平成22年10月供用開始が決まっているようです。
再来年開通だけど、ここだけ開通しても、国道10号線使うのとあんまりかわんないだろうなァ。
東九州自動車道は絶対効果あると思う。早く実現してもらいたいモンです。
東九州自動車道開通予定2へ続く
東九州自動車道開通予定3へ続く