修理用パーツとして使うのはこちら、キャプテンスタッグのM-7900
普段は予備として持っていくヤツです。
だいぶ前に買ったんだけど今でもカタログに載ってるロングセラーモデル。20年は売られてるんじゃないの?
そのM-7900をバラして、4つに分解。
右の点火装置は使いません。 というかはずさないと取り付けできなかった。 気がする。
次にCB-55Eのバーナーヘッド一式をはずします。
至って簡単、火力ツマミの真ん中にビスがあるのです。 ココがミソ!
キャップで隠れているので千枚通しでそのキャップをはずせばビスが出てくる。
あとはビスをドライバーで抜けば簡単にはずれます。
ここが少し面倒。 元の穴が僅かに小さくてM-7900の首が通らない。
なので、ドリルで穴を広げる必要があります。 たまたま持っていた10mmの鉄鋼キリで広げました。
僅かに0.5mmか1mmほど小さいだけなので、ドリルでなくても棒ヤスリでなんとかなると思うけど。
ドリルキリは高いもんね。
広げたらM-7900を取り付けるだけ。 実に簡単です。 30分くらいで終了。
ここがあんまりスマートじゃない。 見てのとおりだいぶ出っ張る。
高さもずいぶん違います。
M-7900をゴトクごと付けたけど、干渉しなかった。
予定ではCB-55Eのゴトクを切るつもりだったけど必要なありませんでした。
バーナーのヘッドは全く同じに見えます。 もしかするとキャプテンスタッグに製作依頼したのかもしれないね。
それとも両社ともフジバーナーに外注したのかな。
ほかにも問題が。 バーナー部が低いためにCB-55Eの点火装置が届かん!
着火はライター使うしかないです。
ガスはこうなります。 いつもCB缶、OD缶、両方持っていくので問題はないけどね。
2つともM-7900にしてもいいなあ。
まてよヤフオクでCB-55Eの中古品を買って、パーツを交換しもよいワケか。
そしたら出っ張りもなく、点火装置も使えるぞ。
やっぱりゴトクは切らないほうがいいや。
穴は広げてしまったけど大丈夫なはず。
CB-55Eの未使用品は人気が高く、高値なんですよねえ。 とっくに廃盤なので仕方ないけど。
だけど中古ならかなり安いからなあ。
CB-55Eにこだわる理由はこのコンパクトさなんですよ。
ちなみに畳んだサイズは W482×D275×H90 このD275ってのがすばらしい。
イワタニの現行品である フラットツイングリル CB-TBG-1 は W627×D419×H150 と巨大。
幅600って、もはや台所の据え置きコンロですよ。
いろいろ理由はあるんだとは思います。
カセットボンベ横置きは利便性、そして火力の強さとの安定性につながる。
堅牢性、耐久性がないと安っぽいなどと評価されてしまう。
特に安全性は企業の責任が問われる時代だし。
CB-55に安全装置はないです。
肝心の火力が弱いんです。 火力を競う以前の商品だもんなあ。
大量の湯を沸騰させるのは困難。 特に冬は。
火力を安定させるのに工夫が必要。 プレミアムガスですら。
寒い時期は水筒にお湯を持参し、ボンベをお湯に浸しながら調理してます。←危険
いつかカイロを試すかな。
塗装がはがれやすい。
スチール製だから手入れを怠ればたちまち錆が発生します。
第一、作りがかなり安っぽい。
いまこの商品を世に送りだそうもんなら☆3つが精一杯でしょう。 安い値付けでもね。
それでもコンパクトさは僕にとってかなり大事。
小型テントの狭い前室で調理するにはこのサイズが限界なんです。
外でやればと思うでしょう?安全だしね。
だけど風があると火力の微調整が難しいんです。 特に寒い季節。
飯ごうなどは弱火を必要としますからね。
さらに車で運ぶときもウチで保管するときもコンパクトさは有利。
シマノのEVAケースに、
折りたたみバーベキューコンロ、小型ランタン、 CB本4本、OD缶の大1コ と小2コ が1つのケースに入ります。
用途別にまとめて収納するのって大事だもん。 いつも何か忘れる僕にとって、特に。笑
最近売られているツインバーナーはどこのメーカーもだいぶ大きくて、この中に納まらないんです。
入ったとしてもガス缶とか他のものが入らないし。
そんなこんなでCB-55E は手放せないんです。
しばらくはこれで使ってみます。
あとはパーツを手に入れるだめにオークションに出品されるのを待つとするか。