目標、桃屋のやわらぎ

僕の好物　桃屋の穂先メンマやわらぎ　を自作します。　公式サイト　

買うと結構な価格。作れたら安上がりだもんね。
実は数年前から挑戦してるんですがうまくいかないんです。
そこで作り方を記録して今後に役立てようというワケです。

ところでメンマってなんなのかね。多分竹の仲間じゃなかろうか。
そんな事も知らずに作ろうとするところが僕らしい（笑）。


タケノコは毎年取りに行くので材料の心配は無用。

まずそのタケノコ採りから。
タケノコの旬っていつなんだろーか。
この前テレビを見ていたら予約の取れない料亭？みたいな番組をやっていて、「桜の散る頃から」などとと言ってました。でもその頃のは小さいし数も少ないですね。直売所でも出始めは孟宗竹で500円～700円もするもんね。とても手の出もんじゃ～ありません。ちょっと待てばそこら中にボコボコ生えてくるワケだし。

最近、宮崎の桜は咲くのも散るのも早くて、4月に入ったらほとんど散ってますね。たくさん採るなら孟宗竹が4月中旬から下旬て所でしょう。

木城町のとある竹林。　採りに来る人が多いみたいです。ですが、採っても採ってもどんどん生えてきます。

黒い皮のついたのが若い竹。すっかり伸びて皮がパラパラ剥げ落ちてました。
誰かが若い竹を切り倒してます。 それに切らないと藪になっちゃうもんね。
竹って切ると近くからならず生えてくるんだって。

遅かったんだろうか、孟宗竹にしてはやせてたなあ。ただ数は確保出来ました。
20本くらい採れたかな。 あんまり採ると剥くのがめんどくさいね。

よく、タケノコは地中に埋まってるのが美味しいとかオダケ／メダケの違いなど、はっきり言ってテレビの見過ぎです。1Mくらい伸びてても先端は十分食べられるし美味い。 要するに柔らかければよいのです。売りモンじゃあるまいし、少々アクが残ったって風味と思えばよいのさ。伸びたタケノコは埋まってるのを探さなくてよいし、地面を掘る必要がないから楽ちんだもんね。

2度ほど行って、全部で50本は採ったでしょう。
多いから灰汁抜き面倒だったけど、酢味噌とかごまダレであえると最高に美味しかった。

1/3はあっという間に食べてしまい、残りは天日干し。 孟宗竹の時期は涼しいので乾きやすいです。
以前干したときはカビが付いたんですが、今回は塩ゆでしたのでうまくいきました。
まるでスルメみたいにペラペラ。 煮物とか冬のおでん用として保存します。

一度オーブンで乾燥させたら、妙な灰汁が出て不味かった。　やっぱり天日干しだね。

実は孟宗竹で作るつもりだったんですが、お袋が全部干してしまって・・・

こちらはＧＷ開けに行った一ツ瀬川の河川敷。ここの竹で作ります。

ここも採りに来る人が多いはずなんだけど、今年はあまり採られてないなあ。
おかげで生えすぎて藪になりそう。　若い竹を片っ端から切ってみたけど追いつかないわ。
来年は立ち入れないかも。

五月に入ると蚊がすごい。 電池式の虫除けはまったく役立たず。
蚊取り線香が効果てきめん。

種類は不明。たぶん「はちく」と呼ばれるものだと思う。

ちょっと遅かったかな。結構青いけどやわらかい。これは僕が取った分だけど、お袋はこの三倍は採ってます。
お袋のはさらに青かった。青いところは節の部分だけ除けば食べられるなどと言い張ってます。
食糧難のころは何でも食べたそうで。

材料

二種類作ります。

ごま油味　と、オリーブオイル味

特別な材料はありません。　今回はオリーブオイルがちょっと特別かな。
その名も「銘木オリーブオイル」　頂き物なんだけど、国産の貴重なものだそうです。
オリーブで知られる小豆島から福岡県に移植して育てたもの。

タケノコは灰汁抜きしたあと塩茹で済み。
あと、水気を切って風通しのよいところで半日影干し。

空き瓶を二つ用意。

それぞれにオリーブオイルとごま油をビンの1/3ほど注ぎ、にんにく2粒刻んで投入。

唐辛子も2つ刻んで投入。　

まだタケノコは入れず、冷蔵庫に一晩保管。にんにくと唐辛子の成分を出すため。

翌日、タケノコを投入。塩茹でしておいたので塩はいれなかった。

これで完成。

で食べたみたところ、

食感はいい。 でも・・・油っこい・・・塩分も強い、にんにくも強い。

やたら濃い味になってしまいました。

ごま油の風味が強すぎてにんにくの風味が出てない気がして、さらに2片ほど追加したのです。
これがにんにく辛くさらに強烈に。

さらに傷むのが怖くて塩を多く入れて茹でたのがまずかったか・・・

ごま油はストレートだと風味が強すぎるみたいだ。

この脂っこさを抑えるにはどうしたらいいんだろう。
ごま油はほどほどにしてサラダオイルでも入れた方がいいのかな。
でもやっぱり油だしなあ。

桃屋のやわらぎの成分表を見ると

メンマ（穂先）、ごま油、辣油、砂糖、食塩、清湯エキス、唐辛子、調味料（アミノ酸等）、クエン酸

と書かれてます。　清湯エキス？これが秘密なのかも。
今度調べてみよう。


オリーブオイル味のほうも、塩気とにんにく風味が強い。
でもごま油ほど強い味はしない分ずっとマシでした。

このオリーブオイル味が市販のものとは全く違います。青臭い香りがします。
精製してないんじゃないかな。
市販のはあまり好みではないんですが、これはかなり自分好みです。
これが本来のオリーブの味なのかも。

本来この銘木オリーブオイルは、フランスパンなどに直につけて食べるものなんだって。

ごま油も、オリーブオイルも入れすぎたのかもしれない。
ひたひたに入れないと傷むんじゃないかと思いたくさん入れたのでした。

どっちも、不味いことはなく、むしろ美味いんです。　
油っこささえどうにかなればな～

脂っこくないオイルってないわな～
コストコのグレープシードオイルってどうなんだろ。

オイルじゃなくて、にんにく醤油にでも漬けてみるかな。
そういえば刻んだにんにくの芽の醤油漬けがあるはず・・・どこにしまったっけ・・・