次のロケットはいつ?

myconid

2015年04月20日 22:01

今日いくつかの新聞で報道されました。

 「宇宙航空研究開発機構(JAXA)が月面への着陸を目指す無人の小型探査機を2018年度にも打ち上げる計画・・・」


月面着陸だって。いよいよ日本も探査機に本腰を入れるようです。
世界の宇宙開発競争は惑星探査に移っているし、出遅れまいとする意気込みがうかがえます。


すでに、はやぶさ/はやぶさ2を小惑星へ送り込んでるわけですが、月着陸とどっちが難しいんでしょか。
石ころとか持って帰るのか、それとも成分分析だけかな?。


正直なところ宇宙の事など全く分かりません。
「ロケットで大金かけなくても、飛行機で宇宙の境まで行ってポイと投げ込んだら?」
なんてレベルです。


しかし、前回ロケットの打ち上げを見学に行って少し興味が出てきました。

 前回記事   イプシロン打ち上げ見学(岸良海岸) 

遠い場所からの見学でしたが行った甲斐がありました。


 JAXA公式サイト  打ち上げ予定   肝付町 



国内のロケット打ち上げ基地は種子島と内之浦の2カ所。

それぞれ役割が決まっていて、

 科学研究の観測用や小型のロケットは内之浦から。 イプシロンロケットで打ち上げる小型衛星など。

 大型の実用/探査ロケットが種子島から。 「こうのとり」などで国際宇宙ステーションに物資を運んだり。



   大きさのイメージ画像


現在運用されているのロケットは、大型がH-2のA型とB型。 小型がイプシロン。
イプシロンはM(ミュー)-Ⅴ型の後継機。 あの初代はやぶさはM-Ⅴで打ち上げられました。

イプシロンは一応13年ぶりの新型ロケットということですが、いろいろ事情があるようです。
日本のロケットは性能はいいけど、コストがかかりすぎて商用としては競争力がない。
なので既存のパーツを組み合わせてコストダウンを図ったわけです。

その一つがエンジン。エンジンはH-2型の補助エンジンを使ってます。
エンジン以外にも上の部分はM型の物が使われてるんだって。

こうして比較するとH-2型ってでかいんだなあ。

ちなみに打ち上げ能力はイプシロンが最大1.2t。 H-2Bは16.5t。

H-2型の次はさらに大型化が計画されています。



イプシロンが全長24.4m H-2Bが57m 次期型は63mだって。
こんなデカいロケットの打ち上げは迫力あるだろう。
一度見てみたいけど・・・種子島じゃあ、ちょっとムリだよなあ。

H-2型の次期ロケットが大きくなるということは補助エンジンも大きくなって、それを使ってるイプシロンも大きくなるのかな?

イプシロンが小型といっても打ち上げの迫力はなかなかの物でしたけどね。


 
さすがに離島の種子島には行けませんが、内之浦なら車で行ける距離です。

今までは主な打ち上げは種子島からがほとんどで、内之浦からは極端に少なかったんですよね。

僕が見に行ったのが2013年の9月、その前は2006年だったそうです。(小型の観測用を除く)
ほとんど7年ぶりだったワケだ。

前回は打ち上げ延期のおかげで、見に行くことが出来たのでした。
よく考えると幸運だったんだなあ。

今後はこのイプシロンの出番も多くなるみたいで、直に見られるチャンスは増えそうです。

まずイプシロンロケット2号機が今年予定されてます。これは以前から計画されていました。
(報道によっては今年度となってます)

で今日報道されたのが2018年の月探査衛星。イプシロンロケットなので多分内之浦からでしょう。


2013年の打ち上げを見学した場所は、岸良海岸からでした。
一番人気の宮原見学場は抽選ですごい応募があったそうです。

岸良海岸は打ち上げ場から8㎞も離れてましたが、迫力ありましたよ。

すごく綺麗な海岸で気に入りました。
あそこにテント張ったらダメかな。

いつ頃発表になるんだろう、休みが合うといいなあ。

 



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