大分 久住山荘南登山口キャンプ場3

myconid

2011年01月08日 21:49

-- 11/21 ヘリコプター遊覧 阿蘇観光 --  

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今日も快晴。これ以上の天気はないんじゃあるまいか?。
朝食をバンガロー内で食べる。昨日のご飯とソーセージの残り、やっぱり寒さで固くなってる。
仕方ないね。

道具を整理してクルマに積み込んだんだけどルーフボックスが閉まらない!。
毛布やマットがかさばってカナわんわイ。
寒い時期のキャンプって荷物が多くなるのが欠点だよね。

出発前にまたキャンプ場内を撮影。   キャンプ場の画像 






9:50 久住山荘南登山口キャンプ場出発。バンガローのカギを返して管理人さんに挨拶。
手を振って見送ってくれた。

しかしのんびり朝飯なんか食ってるもんだから、ずいぶん遅い出発となってしまいました。
今日は阿蘇山に向かいます。ちょっと急ごう、あまり遅くならないうちに帰り着きたいもんね。

キャンプ場出発直後の景色。見事な天気と景色。


出発してすぐ展望台を見つけた。
空気の澄み渡っているうちにこの景色を見たくて寄ったんだけど、予想もしない事態となったのでした。

10:00 あざみ台展望所到着。

展望台の広場になぜかヘリコプターが・・・受付に目をやると6分6000円、4分4000円と書いてある。
どうやら遊覧飛行のようだ。しかも観光客が結構利用している。

物好きがいるもんだナァ、などと考えてたら、突然2人して「乗ろうよ」と言うではないか!。

突然何を言い出すんだこの2人は!。
乗らないと言い張る僕と、乗るときかない年寄り2人の押し問答が始まった。
「そもそもヘリコプターなんて山で遭難とか、釣りなどで救助されるときに乗るもんだ。金出して遊びで乗るモンじゃない」、などと屁理屈をこねくりだすが、食い下がる年寄り2人組。

金は叔父さんが出すと言い出した。しまった退路を断たれた。金がもったいないという唯一のカードを失った。

まさか「ホントは怖いから乗らない」とは言えないよね。相手は70の老人だもん。

金を払い、記入を済ませると説明が始まった。
運転手とは会話できないとか、装備品に触れるな、シートベルトはしっかり締めてくれとかそんな注意を受ける。
そして「乗り降りの際、ヘリコプターの後ろに行かないでください、ローターに吸い込まれます」!
不安かき立てながらニコやかに説明する係員のその笑顔が小憎らしい・・・。

そういえばアメリカドラマERでローターで腕が切断されるシーンがあったなァ・・・もう考えるのは悪い事ばかりだ。

さあいよいよ搭乗だ。ヘリは4人乗り、1人は操縦士。遊覧は3人までである。前1、後2だ。
もちろん自分は後席に真っ先に乗り込んだ。操縦士の横は叔父さん。自分は大金積まれたってそんなとこには座らないのだ。だって足元はスケスケだもん。

乗ってみると中はかなり狭い、幅は軽自動車くらい。シートベルトは旅客機と同じ。なんかずいぶん簡単だね。目の前のこの頼りないヒモに掴まるみたい。荷ひもじゃないか。
「ドアを開けないでください」とシールが貼ってある。開けるワケねーだろ(笑)。


ふわりと飛び立ち、一気に久住山上空へ。高度が高くなるにつれ恐怖感が増大してきた。バタバタと大きなエンジン音がこれまた恐怖に拍車をかける。ただ、揺れはほとんどない。足元を見ると怖いので、遠くを見るように心掛けた。
快晴のおかげでどこまでも見晴らしがよい。でも景色を堪能する気分じゃない。
「あ、ほら登山者が歩いてる」とオフクロ。オレにゃそんな事どーでもいいんだよ。



     

恐怖心と戦いながら必死に撮影。後で画像をゆっくり観察するのだ。

久住山上空まで約3分。たった3分がこんなに長いと思ったことはないよ。
しかし後は引き返すだけ、少し気持ちが落ち着いてきた、というかホッとした。

ところが気のゆるんだ僕を見透かしたかのように突然急旋回!。
なんだどうした!。ミサイルでも飛んできたか!。感覚的には体が90°傾くくらいの姿勢だ。

恐怖が怒りにかわった。なんでこんなにビックリさせる必要があるんだ?。操縦士はいつも乗ってるから分かんないだろうけど、初めてでしかも老人が乗ってるわけだから、もう少し丁寧にやってくれよ。カッコいいとこ見せたかったのかな?。

・・・いやまてよ。この遊覧飛行は遊園地の絶叫マシーンみたいなもんじゃないのか?。景色も見られてスリルも味わえる。それがセールスポイントなのかも。そーいえば搭乗する前からスクリュージェットコースターにでも乗るような気分だった・・・。

あー怖かった・・・まさかヘリに乗るとは思わなんだ。それにこの2人がこんなに無鉄砲だとは知らなかったよ(笑)。

搭乗するとソフトクリームの無料券がもらえます。
食べたのはブルーベリー味、酸味がきいててすごく美味い。
いやなことは忘れよう。6000円でソフトクリーム食べた、と思うことにしよ。
二度と乗らんぞヘリコプター!。


※ ちょっと大げさに書いたけどあの旋回にはマジでビビリました(笑)。もし乗る機会があるなら、「乗り物酔いするから、ゆっくりお願いします」とあらかじめ申請しておきましょう。パイロットは終始ヘッドホンしているので会話できませんから、乗る前に係員に伝えましょう。ただし聞き入れてくれるかどうか分かりません。絶叫マシーンが好きでたまらない、という方は宙返りを希望してみては?(笑)。


10:53 あざみ展望所出発。ちょっと景色を見るだけのつもりがえらい目にあったワイ。
やまなみハイウェイを南下し、阿蘇山へ向かいます。

やまなみハイウェイって楽しいよね。景色の見事さは日本有数じゃないかな?
阿蘇山もいいけど、外輪山の絶壁が壮観だワ。

途中でこんなのに出くわす。
今度は馬に乗ると言い出すんじゃないかと心配になったよ。

11:23 宮地駅前交差点右折。57号線へ。休日とあって交通量が多い。

11:31 阿蘇駅前交差点を左折し、111号線で阿蘇山方面へ。



一面ススキの原野!。あちこちで観光客が記念撮影しています。

11:49 草千里展望台到着。草千里ヶ浜が一望できます。

雪が積もった景色がまた見事なんだよねココは。

11:59 阿蘇山ロープウェー乗り場到着。

ここから火口へ行く方法は二通り。ロープウェーまたは有料道路。
前回はクルマで行ったので、ロープウェーに乗ります。あの時は火山ガスで道路がなかなか通れなかったんよね。風向きによっては行けないこともあるみたいです。

ロープウェーの料金忘れてしまった。
歩いてたら、知らない人が乗車券をくれた。片道分だったけど儲けたよ。

ヘリに乗った後だから怖くはないよ・・・でも柱の所でふわりと揺れるのが気持ち悪かった・・・。



12:23 火口到着


火口がよく見える!。前回は冬で蒸気が邪魔してよく見えなかったけど、気温が上がると見やすいね。

     

なかなか迫力ある景色。岩肌も水面もスゴイ色してるよ。
天気もいいし、言う事なし。

外国人観光客がかなり多いね。露天商で叔父さんがキーホルダー購入。
名前の刻印してもらえるヤツ。値段は忘れたけど案外安かったと思う。

あまりゆっくりもしていられない。先を急ぎます。

12:45 下りのロープウエーに搭乗。団体観光客でぎっしり。

12:58 ロープウエー乗り場出発。111号線を高森方面へ下ります。

325号線に出たところで食事。あらかじめ調べておいた場所です。

13:17 お食事処ひげ勝ちゃん。 食べログへ

阿蘇の名物と言ったら高菜だよね。
 
ちょっと贅沢に だごたかなセット定食。1575円。
なかなか美味しかったですね。だご汁にゆずの薬味を入れるんだけど、これがすごく香りが高くておいしさを引き立ててくれます。お店の特製らしい。家でも作れないもんか。

13:56 しげ勝ちゃん出発。

14:05 白川水源到着。 
ものすごい観光客だけど、幸運にも一番近い駐車場に止める事が出来ました。
このためにポリタンクを持って来たので汲んで帰るのだ。しかし16リットルは重すぎた。近いと言っても結構歩くんよね。
竹崎水源の方がよかったかも。ただコッチは水量は豊富。ちなみに有料です。  

オフクロはココの醤油が気に入っていて、2升購入。

14:30 白川水源出発。



ここからは265、365線でひたすら宮崎へ。

15:01 宮崎県境通過


ここから時間不明。高千穂町に着いてAコープで買い物。オフクロがここの高千穂牛のタタキが大好きなのだ。値段もリーズナブル。スーパーと侮るなかれ絶品なのだ。高千穂に40分くらいいたっけか?。

16:01 高千穂町一本木交差点通過。


旅の記録はココまでです。これ以降は親戚の挨拶回り。


今回の旅は反省点が多かったなァ。もっと観光地を調べて効率良く巡りたかった。特に2日目。2泊したのは、なか日を有効に使うためだったのに、ドライブばかりになってしまった。

ただ天気がよかったのは最高でした。初日の岡城が晴れててくれたらもっとよかったけど、こればっかりは仕方ないですね。天気を気にしてたらどこにも行けないもんね。

しかしまさかヘリに乗るとは思わなかったなァ。あ、そーいえばロープウェーも初だよ。


本日の走行距離不明。

今回の旅の総移動距離 580㎞ (3日目が分からずおよその距離です) 
デジカメ撮影枚数    411枚




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