島根県立石見海浜公園の続きです。
今日は江津市(ごうつ)の
菰沢(こもさわ)公園オートキャンプ場へ向かいます。
[ 9/21 ]
8:31 島根県立石見海浜公園 出発 国道9号で松江方面に向かいます。
8:36 海浜公園アクアス 通過 8:46 7-11江津二宮店でおにぎり購入。ちなみに320円。
江津市街地の様子。小さな町みたい。西都市くらいの規模だと思います。
9:02 江津駅 到着 キャンプ場はここが受付け。ちょっと変わってるね。
1人だったら予約はしないんだけど、友人とキャンプなので予約していたのでした。
連休中だしね。
現地を見てサイトを決めることが出来ないのか、困ったもんですね。
受付時にサイトはすでに決められていました。
江津駅に併設されている観光協会。ここで受付。
この日は予約で一杯だったらしいのですが、天気が崩れるとかでキャンセルが続出しているとのこと。
この看板の1泊二食付き5000円が妙に気になるゾ。
9:28 菰沢公園オートキャンプ場 到着 友人はすでに到着していました。
場内はキャンパーで一杯。少し早く着いたので指定の区画はまだ家族連れがいました。
一時間くらい駐車場で時間をつぶしたかな。
設営が終わって2人で食事に出かけます。
お店の名前は忘れてしまいましたが、友人が調べた所で、観光客は絶対行かないような場所でした(笑)。
こういうところが好きなんだよなー。彼は。
よくこんなとこ調べたもんだよ。
食べたのはラーメンとチャーハンのセットでした。
味の方は・・・B級グルメと思えば・・・でもその割に高かったなァ・・・
食事の後は温泉へ。
一番近い温泉を検索すると
有福温泉というのが出てきました。
カーナビって便利だなぁ。僕なんか運転しながらノートパソコンですよ。
文字は小さいし、危ないんだワ、これが。
有福温泉郷に到着。
谷間の集落一帯が温泉街なんだね。駐車場が少ないのがちょっと不便か。この先の突き当たりに15台くらい駐められる駐車場があります。僕らは14:30ころだったから空いていたけど、帰る頃には一杯でしたね。
この温泉郷の第一印象はですね、えぇ~と・・・
伝統的「わび、さび」とは違った方向に向かっている、と表現しておきましょう(笑)。
「いわれ」など調べればきっといろいろあるんでしょう。時代背景など知らないで評価するモンじゃないですよね。
僕らはここに入りました。
このあたりの温泉は、こぢんまりしているようです。
中はすごく狭かったです。洗い場と浴槽が背中合わせで、周りの人に気を遣いました。
でもこういうスタイルなんだろな。
TANASあさり店 キャンプ場の近くで買い物。たぶんここが一番近いんじゃないかな。
簡単なバーベーキュー雑貨もありました。
レシートによると
16:19 1746円 食パン 焼き肉タレ カルポナーラ スライスチーズなど。
夜は確かカルボナーラを食べたんじゃなかったかな。レトルトは手っ取り早くて便利ですな。
寝る頃には予報通り雨が降り出しました。
[ 9/22 ]
石見銀山
今回の旅の最大目標は実は今から行く石見銀山!。
このキャンプ場を選んだの理由もソコにあったのでした~。
たぶん一番近いオートキャンプ場じゃないのけ?
キャンプ場から30~40分くらいだったと思うんだけど、記録写真がなくて確かめらんないです・・・。
雨だし時間も早いのでシャトルバスを無視して、直接現地に向かうも、ガードマンに制止されてしまう。
延々と31号線を仁万支所まで引き返すハメに・・・。
ここから無料シャトルバスが約20分間隔で運行してます。ただし連休だけかも。
石見銀山に到着。
これは案内所みたいなものだったと思います。
ここでガイドさんを申し込みました。ボランティアのガイドさんが交替で案内してくれるようです。
この石見銀山はとてつもない規模ですし、いろんな施設が混在しているため、ガイド無しではナニがナンだかさっぱり分からないでしょう。ただ見て回るだけだったら、「つまんないところ」と思ってしまうでしょうね。
だから絶対に申し込みましょう!。
コースは2つあって2時間半と1時間半だったと思います。
オススメなのは2時間半の方ですね。ちなみに無料。
僕らのグループは20人くらいで出発しました。
初めは20人くらいだったのに、どんどん増えてこんな行列に。
後ろの人は聞こえてません。
銀鉱脈はこの山岳地帯一帯に分布しているのですが、ここが一番の見所じゃないかな。
この坑道は有料なんだけど、ガイドさんと行くと団体割引してくれます。
人がやっと通れるくらいの通路になっていて、この坑道からさらに四方八方に銀鉱脈が伸びていたそうです。
でも人1人が這って行くのがやっとの広さ。この坑道の事を「
間歩(まぶ)」と呼びます。
照明が全くなく、ガイドさんの声が頼り。
これが
間歩。その昔、抗夫が這いながら手ノミで掘り進んだんだって。
明かりは貝殻に入れた油だったそうです。環境が悪いせいで寿命は30代だったとか。
でも佐渡のように、囚人を強制労働させたんじゃないんだそうです。待遇は手厚かったらしい・・・
坑道出口。ガイドコース全体からすると坑道はわずかですが、この付近一帯にいろんな「いわれ」があるんですね。
ガイドさんがいなかったら知らないまんま素通りしたでしょうね。
これが
銀鉱石!。左の方に黒い筋があるでしょう?。これが銀鉱脈なんだって。銀は空気に触れるとこんな風に黒くなるそうです。1㎝くらいしかありませんが、だいたい直径1㎝~30cmくらいの鉱脈で、それを辿りながら採掘したそうです。
そこら中に「間歩」があります。当時は手堀りだったから、効率良く掘るため人間1人が這って入れるくらいの大きさしかありません。余ぶんなところ掘ってたらカナワンという事でしょう。
当時、ここには20万~30万人くらい住んでいたと推測されるそうな。へ~こんな山奥に。今じゃ想像もつかないよ。
他に、ヨネスケの・・・いや、ユネスコの世界遺産に一度落選し、起死回生の妙案で登録にこぎつけるエピソードは有名ですが、そんな話も面白いですよ。
こちらの女性がガイドさんなんだけど、なかなか声も通っていて名調子に聞き入ってしまいました。この方はオススメだなぁ。すごい知識なんだもん。2時間半なんてあっという間でしたよ。
帰りのシャトルバスに乗ったのは13:20くらいじゃなかったかな。
そこから引き返して、昼食に浜田市の「
うどんのいまだ」へ。でも開いてなかった・・・。
評判と聞いていたのに残念。しかたなく近くの回転寿司にしました。
キャンプ場に戻る途中で買い物。
グリーンモール。16:10 2809円 野菜肉類。
夜はバーベキューでした。今日一日小雨だったのが残念。
[ 9/23 ]
朝キャンプ場を散策。撤去の時間帯は雨がやんでてよかったよ。
僕らが借りたのはオートサイトの流し台と電源つき。
日本海側だからきっと寒いと予想して、ホットカーペット使うつもりでこのサイトを予約したのですが、全然暖かくて不要でした。
やっぱりキャンプ場は予約するモンじゃないですね。行ってみないと気候なんて分かんないし、サイトの好みは、自分の目で見ないとね。
今回フリーテントサイトでも十分だったと後悔しています。
このキャンプ場、車での入場はゲートにカードを通すのですが、フリーサイトでも車が横付け出来るようです。そんならオートサイトとなんの違いがあるんでしょうね。てっきりフリーサイトを利用する人は、車は入れないと思ってたのに。
ま、大型連休中は予約しとかないと満員かもしれないし仕方ないか。
予約はしていても、江津駅の観光協会で受付せず、一旦キャンプ場に直行してサイトを決めてから観光協会に行った方が良いんじゃないかな。
フリーサイト3300円 フリーテント1600円。ちょっとしくじったかな。
でも流し台と電源は便利ですけどね。
昨日は満杯だったのに今日はガラガラ。
赤い車の向こうがフリーテントサイトだったはず。
炊事棟。 奥がトイレ棟。上にあるのが管理棟。
トイレはこの規模にしては少ないかな。
管理棟は受付はしていません。施設メンテのおじさんが日中はいるようですが、詳しいことは知らないみたいです。それからコインシャワーがありました。かなり綺麗でしたよ。
管理棟。ゴミは残念ながら持ち帰り。ただ生ゴミだけ捨てさせてくれます。
僕らは右奥のサイトでした。このゾーンは流しも電源もあります。
管理棟にコインシャワー、トイレ、洗面がありました。夜中も開いてましたね。
コインシャワー使ったけどいくらだったかな・・・。
いろいろ書いたけど総合的には良いキャンプ場です。
建物は新しいし、手入れも行き届いてます。ここなら他人に勧めてもいいなぁ。
9:41 菰沢公園オートキャンプ場 出発。
つぎに目指すのは、
見晴らしの丘公園きららコテージです。