20年ほど前にオークションで購入したイワタニのツーバーナーコンロ CB-55E
これがなんとガス漏れ。
このコンロ、僕になくてはならない道具の1つです。
華奢な作りだけど、風よけが3方向についているし点火装置のおかげで使いやすかった。
小型テントの前室で使えるくらい小型だし、コンパクトに収納できる点は大きなメリットでした。
安いカセットガスがそのまま使える点も。
浮きサビがでてきたので塗装でもしとくかと点検していたら発覚。
そうそう壊れるようなものじゃないと思ってたのに。
一生モンのつもりでいたのでちょっとショック。
イワタニ ツインバーナー CB-55E 左下のシングルバーナーはキャプテンスタッグのM-7900
このコンロはCB缶仕様。 いわゆるカセットコンロのガス缶を使用します。
このテの不調で多いのがガスケットの劣化。
きっとOリングが劣化したんだろうと、交換してみたのですがどうも違うようです。
真ん中の黒いゴムがOリング。 すいてるように見える。 弾力は悪くない。 正常な片方も同じような状態。
Oリングを交換することで若干改善したんですが、ガス漏れを完全に止めることは出来ませんでした。
CB缶のヘッドを固定する部分に問題があるようです。
しっかり固定できないため、ガタついてすき間から漏れてしまいます。
ガタつく部品は、4枚の黒のプラスチックの羽のところ。
ガス缶のヘッドを押しつけて回転させると、この羽が広がってヘッドを締めつける仕組みなんだけど、そこが緩いんです。
羽がすりへったのかもしれないなあ。これはどうしようもないですね。
正常な片方も心配だなあ。
とにかく、不調の片方を使うのは危険です。
そこで考えたのが、この部分をそっくり交換すること。 まったく違う製品に。
できれば丸ごと新品に買い換えたいところですが、廃盤だし、オークションでは人気の商品なので高額なんです。
落札したとしても同じ問題が起きる可能性もありますし。
まずやれる事を試してダメだったらその時考えます。
たまたま、予備のキャプテンスタッグのシングルバーナーがあります。
このシングルバーナーはCB缶じゃなくてOD缶ですが、特にかまいません。
ガスを詰め替えるアダプターを常に携行しているので、CB缶からOD缶に詰め替えればよいのです。
片方がCB缶、片方がOD缶、そんなコンロは存在しないので面白いかな~なんてね。
シングルバーナーをバラすと、あれ?バーナーが同じカタチだ!
イワタニ、キャプテンスタッグでメーカーは違うけどバーナー部分は同じ製品のようです。
ガスの接続部分だけ交換できれば・・・・しかしダメでした。 これができたら解決したんですが、残念。
次は、丸ごと交換を検討。
不調のバーナーを完全に取っ払い、シングルバーナーを無理矢理付けられないか。
シングルバーナーはかなり細かく分解でするのでいけそうだったのですが、本体を通す穴が合わず加工が必要。
鉄板を切れば・・・僕にはちょっと難しいかな。 それに付けられたとしても首の長さが違うため、ゴトクを切らないと難しそうです。
そこまでやる価値はあるかどうかちょっと迷いはじめました。
ゴトクを切ったら使いにくいのは明らか。切らずにすむ方法がないものかもう少し考えてみます。