デスクトップPC HDD交換に悪戦苦闘

myconid

2019年02月01日 19:30

今回はデスクトップのHDD交換の話。つい最近の出来事。

映像用に使っている内臓HDDの容量が厳しくなってきた。
そこで大容量タイプに換装することにした。

このPCは仕事メイン。ある重要なソフトウェアがWIN7までしか対応していない。
PCを買い替えると高価なソフトウェアまで買い替えなくてはならなくなる。
だからあと数年は頑張ってもらわなくてはならない。

電源が入らなくなったこともあった。
電源ユニットを取り寄せ交換したら復活した。よく知らないまま取り寄せたけどうまくいった。

補修と改良で少しでも寿命を延ばしたい。




 簡単に終わると思ったHDD。またもや悪戦苦闘・・・

ちなみにPCについてはよく知らない。


エプソンエンデバーMR6900 2012年製、当時中クラスのモデル。

 OS : Win7 
 プロセッサー : Core i5-2400 (3.1GHz) / 3次キャッシュ : 6MB
 チップセット : H67 Express SATA6G対応

現在のストレージの構成

 C : SSD180GB  OS/仕事用プログラム用  PC購入と同時に自分で交換した。

 D : HDD500GB 個人用プログラム/データ用

 E : HDD500GB  映像用

 G : 外付けHDD1TB データ用/バックアップ用

今回はE:ドライブ を4TBに換装する。




まず交換前に各ドライブの速度を記録しておこう。
 

D : HDD500GB 仕事用プログラム/データ用 7200回転SATA600


E : HDD500GB  映像用 7200回転SATA300 今回交換予定のHDD

このHDDはPCのC:ドライブで使われていたもの。 
PC新規購入と同時にSSDを導入し、映像用としてにEドライブに使い回した。
SATA300のHDD。 SATA600のD:ドライブと比較するとやはり遅い。



G : 外付けHDD1TB 5400回転USB3.0 データ用/バックアップ用 

これは1年前に導入した外付けHDD。 D:ドライブより速い項目があるようだ。 
5400回転なのにSATA600よりもUSB3.0のほうが速いのかな。
この辺の関係はよく知らない。




まず新しいHDDをUSBで接続してみた。

USB経由でEの映像データを転送すればいいだろうと簡単に考えていたのだけど、PCがHDDを認識しない。

どうしようもないので、E:ドライブのHDDをはずして新HDDを接続してみる。

なぜがPCが認識しない。

ネットで「HDD交換 PCが認識しない」などど検索をかけると、別の方法で確認できることがわかった。

 「ディスクの管理」を探せというものだった。

「スタート」 - 「コンピュータ」を右クリック - 「管理」 - 「デスクの管理」

なんか特殊な呼び出し方だなあ。コントロールパネルからじゃないんだね。

でも見覚えのある画面だ。モバイルPCのSSDを入れ替えしたときに見たぞ。

あ、たしかに新しいPCと思われるディスクがある。


でもなんか変だぞ、「未割り当て」となっていて1.7TBしかない・・・ なんだこれは。

しかも下の段には表示されているけど、上の段の「ボリューム」に表示されていない

割り当てを調整すれば4TBに増やせるのかと思ったけど、上限は1.7TBまでで増やすことができない。

まさか間違って2TBのHDDを注文した?いや伝票では4TBになっている。

なぜ半分の1.7TBなんだ?


いきなり行き詰ってしまった。

ここでネット検索。 「HDDが半分しか認識しない」

いくつかヒットしたけど、なんかよく分からない、 
しかも上の画像のように2TBをこえるディスクは使えないみたいな注意がでる・・・

そういえばこのPCを買ったとき、HDDの容量に制限があった気がする。6年前のことでよく覚えてないが・・・

SSDの管理ツールであるインテルSSDツールボックスを開くと、4TBのHDDを認識しているぞ。
しかしエクスプローラーもクリスタルディスクインフォにも認識されてない。
これはどういうことなんだ。

容量が半分のHDDとか故障とかではなさそうだが・・・
実はHDDを開梱したとき30cmくらいの高さから落としてしまった。
壊れてなきゃいいがなあなどと心配していた。

検索を続ける。
どうやら昔のPCは1つのHDDにつき2TBが上限の場合があるらしい。
しかし、ひと工夫すると上限を超えるHDDも使えるという情報もある。

そのひと工夫とは

 MBRでなくGPTで初期化しろ。
 インテルラピッド・ストレージ・テクノロジーをDLしろ  公式サイト 

この二つのようだ。でも何のことだかワケがわからない。

「ディスク管理」で右クリックし「ボリュームを削除」で元に戻す。

GPTを選択してみた。

やっぱり容量に変わりはない。

次はインテルのHPからインテルラピッドテクノロジーを探してみる。

一番新しいプログラムをDLして実行するも何も変わらない。
よく読むと昔のバージョンがないと使えないようだ。
古めのを選んでDLし実行。

すると、デスク管理の「ボリューム」にFドライブとして認識された! 容量も3.8TBだ。

ようやく解決した。


今度は外した元E:HDDのデータを新HDD(F:)に移したい。
しかしやり方がわからない。
USB接続しても今度は元のE:HDDをPCが認識しない・・・

USB接続したからといって外付けHDDとして認識してはくれないようだ。

しかたないので、D:ドライブのHDDを外し、付け替えてみた。
これなら認識する。これで転送できた。映像データなので1時間以上かかった。

外したD:HDDを元に戻す。このHDDは重要なデータが入ってる。
パスが変わったり、データが壊れたりしたら困る。
中を開いてみても特に変わったことはないようなので一安心、パスもD:のままだ

外したりつけたり何度やったことか。


C:D:E:G: だったのが C:D:F:G: に変わった。

なぜディスクパスがF:なんだろう。
ディスク管理でE:に変更したくても、Eが選べないというか、ない。

まあ他のプログラムとかと関連付けするようなデータじゃないから問題ないか。

さあ速度を測ってみよう。


シーケンシャル ランダム 全部よくなってる。
しかしよく見ると「対応転送モード」がSATA300/SATA600になっている。
これはSATA600の速度のHDDなのに、SATA300で接続されているということだよね。

SATA600は2台までだったような気がする。そういうチップセットだったかも。
C:とD:がSATA600であとは300なのかもしれない。
調べる気力がない。

とにかく4TB認識されてるし、速度も元のよりよいから不満はない。

簡単に終わると思ったのにドえらく苦労した・・・
でもこれで寿命も延びたことだろう。





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