行けた!鰐塚山

myconid

2015年09月19日 09:01

前回、自転車による鰐塚山登頂は残念ながら失敗。
あと1.6kmのところで自転車を降り、歩いての登頂となった。
あのときは本当に悔しかった。
もう少し体力をつけて再挑戦するつもりだったけど、悔しさとモヤモヤを払拭したくて9/5再挑戦した。


  スタート - 田野駅  標高127m

  ゴール - 鰐塚山山頂   標高1118m  

         高低差991m   距離 片道18km




11:26 田野駅出発  焦らずボチボチ進む。 薄曇りなのは好都合だ。

12:08 登山口入り口通過   

電波塔のある山が鰐塚山の頂上。 なだらかそうに見えて実はとんがった山だ。

画像の向こうに道路が見えるけど、その先が登山口だ。 登山するなら今走っている道を右折し沢を渡る。
手前の河原は「いこいの広場/キャンプ場」があったところ、大雨で壊滅してしまった。
前回はこの附近で休憩したけど今回は一気にトンネルまで進む。

ここを過ぎると坂が厳しい。やっぱり無理な気がしてきた。
ただ足は動く。無理せずジワジワこいだ。


12:43 鰐塚山トンネル到着   (青ピンの所)
田野駅から10㎞ 標高534m  高低差は407m 
ここまでノンストップで1時間17分。 前回は途中休憩して1時間20分だった。

やっぱりきつかった。そりゃそうだ前回から10日しかたってない。 体力が向上してるはずもない。
今回は体力ではなく、休憩のタイミングとペースで勝負だ。

比較的新しいトンネルだ。 以前は画像の右へ道が延びていたらしい。
今は災害で封鎖されている。復旧はやらないようだ。 今はこのトンネルを抜け、山の反対側へ出て頂上へ行く。
標識があるので間違うことはない。

このトンネルの脇でしばらく休憩。 トンネルを抜ける風がほんとに気持ちいい。
ここで22分休憩。ゆっくり体力の回復を待つ。


13:05 トンネル出発。
トンネルを抜けると、さらに厳しい坂が待っている。
ああ~ギアがあと一段ほしい・・・

しかし今回は次の休憩ポイントを決めている。
頂上のことを考えると気が滅入るので、次の休憩ポイントにたどり着くことだけを考えた。


13:32 休憩ポイント到着。 標高693m  (緑ピン地点) 田野駅から2時間6分

柵の先はさっきのトンネルへ続いているが、見ての通り閉鎖されている。
頂上へはここを左カーブする。

9分間休憩。 腰掛けたいけどじっとしているとアブがたかって落ち着かない。
でも水分補給するだけでもずいぶん違う。

効かないのは分かっているけど虫除けスプレーもやっておいた。

ここから4.8kmで425m登らなくてはならない。

13:41 出発

前回は葉っぱや枝に覆われていた道は、なんときれいサッパリだ。
掃除したんだろうか?

しかし坂の厳しさは変わらなかった。当たり前だけど。


体力も気力も限界なんだけど、さらに追い打ちをかけるのがこの場所。

まだあんなに上だよ。
前回はここから500m進んだところでギブアップした。
というのも、ヘアピンカーブの坂がきつくて気力を一気に奪ってしまう。
でも今回失速ぎりぎりで登った。一つ一つのカーブをクリアすることだけ考えた。
というかそれしか考えられなかった。

それに、たかってくるアブと目の前をホバリングするワケの分からない虫にイライラさせられる。
払うために手を離さなくてはならず、姿勢が崩れて力が伝わらない。

あと1速欲しい! なんどつぶやいたことか。

僕のブロンプトンはPハンドルといって、上と下の2箇所を持つことが出来る。
下のグリップを掴んだ方が力が伝わりやすいんだけど、腹がつかえて息苦しい。
太りすぎなんだよ(笑)。

シートを目一杯高くしていても、うまく力が伝わらずもどかしい。
ロングシートポストにしておくべきだったか?

さっきの休憩ポイントから膝が変な具合だ。膝の中がなんかグリグリしてきた。
でもここまで来たら膝がぶっ壊れようがかまわん!
後悔するのはゴメンだ。


頂上付近に近づくと、ゴーゴーと機械音がしてきた。
この音にもうすぐか?と期待するけど、そこからが長い。気持ち的に。
頂上付近はさらに坂が厳しいから。


14:43 頂上到着  ついに登った!



  田野駅から 3時間17分 うち休憩は31分。


途中休憩したのはちょっと引っかかるけど、まちがいなく「自転車で鰐塚山に登った」

ノンストップでの登頂は若い頃の僕にも無理だろう。 これで十分だ。


本当に疲れがひどくて休憩所の屋根で大の字になって休憩した。
というかいつの間にか寝ていた。

夜になると、膝以外に手首と手のひらが痛くて仕方なかった。 特に手首が痛くて曲がらない。
ずっとハンドルを握りしめていたようだ。

運動が目的で始めた自転車だけど、まさか自転車で鰐塚山に登ろうとはひと月前には考えもしなかったよ。
前回途中で諦めたことが悔しくて再挑戦したけど、おかけで心残りが1つ減った。
それだけで満足だった。



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